【トラとら虎】即戦力のはずがいまや球団の恥部? ドラ1の伊藤と高山、代打要員では許されない - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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即戦力のはずがいまや球団の恥部? ドラ1の伊藤と高山、代打要員では許されない

 阪神には2軍でくすぶるドラフト1位の外野手が2人もいる。伊藤隼太(31)、高山俊(27)の両選手。「これはある意味、阪神の恥部。本当なら今頃そろって中心打者として、バリバリやっていなきゃいけないのに…」と球団OBは歯がゆさを感じている。

 9年目の伊藤は昨年から1軍昇格がなく、ずっと2軍暮らし。高山は今季、開幕1軍入りこそ果たしたものの、14打数無安打で7月中旬2軍落ち。「伊藤など久々に名前が挙がったと思ったら、藤浪らと新型コロナウイルス感染。何をしているのか」と球団関係者も嘆く。

 2人に共通するのはプロ入りまでの華々しい球歴。伊藤は中京大中京高-慶大と進み、3、4年時には大学日本代表の4番。一方、高山は日大三高-明大と進み、通算131安打のリーグ新記録。お互いエリートコースを歩んだ東京六大学野球のスターだった。

 当然、球団は即戦力として期待をかける。しかし、伊藤は1年目から1、2軍往復の繰り返し。高山は1年目こそ打率・275をマーク。新人王を獲得したが、翌年から伸び悩み、レギュラーに定着できず、今日まで来ている。

 「伊藤は守備力のなさから出番をなくした。高山は長打を求めてからおかしくなった。2人にこれといった強力な武器がないのも、レギュラーに遠い一因だ。そのせいで球団は福留や糸井の獲得に走らざるを得なくなり、莫大(ばくだい)な出費を余儀なくされた」とも先のOBは指摘する。

 目下、阪神の外野は左翼サンズ、中堅近本、右翼糸井でほぼ固定され、控えが福留、陽川、中谷、島田、江越といったところ。誰かが故障でもしない限り、なかなか割り込む余地はなさそうだ。

 2軍での打率は伊藤が・160、高山が・364(6日現在)で、高山に1軍再昇格のチャンスはあるが、代打要員程度では誰も納得しないのはいうまでもない。(スポーツライター・西本忠成) 

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