巨人・戸郷の恩返し! 原監督の猛プッシュで18年ドラフト最下位獲得 エース菅野の7勝に次ぐ5勝目 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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巨人・戸郷の恩返し! 原監督の猛プッシュで18年ドラフト最下位獲得 エース菅野の7勝に次ぐ5勝目

 巨人の2年目、戸郷翔征投手(20)が14日の中日戦(東京ドーム)で6回途中無失点の好投で5勝目(2敗)を挙げた。快進撃を続ける若武者は2018年ドラフトで最下位の6巡目指名で入団したが、原辰徳監督(62)の強いプッシュを受けてのギリギリの指名だった。

 「立ち上がりはいい形で入れました。直球で押すこともできましたし、抜けていたスライダーを試合の中で修正することもできました。ただ、前回登板と同じでイニングを投げ切れなかったことが悔しい」

 白星を手にした高卒2年目とは思えない冷静さで振り返った戸郷。立ち上がりから最速152キロの直球とスライダー、フォークがさえ、5回までは三塁を踏ませなかったが、6回に2安打を浴び、2死一、三塁。この日2安打されている高橋周を迎えた場面で降板となったものの、エース菅野の7勝に次ぐ5勝目を挙げた。

 聖心ウルスラ高3年時の18年。U-18日本代表との壮行試合に宮崎県選抜として2番手で登板し、5回1/3を2失点ながら9奪三振。根尾(中日)、藤原(ロッテ)らをそろえた日本代表をきりきり舞いさせて注目を浴びた。

 この年のドラフト前、この試合の映像をみてぞっこんにほれ込んだのが、3度目の巨人監督に復帰したばかりの指揮官だった。

 出席したスカウト会議で「投げっぷりの良さがすごく印象的だった。もう、絶対に取ってくれとフロントにお願いしたんだよ」と猛プッシュで獲得に至った。

 戸郷自身はプロを第1志望としながらも、テークバックで肘を伸ばす独特のアーム投法が好感されず、周囲から聞こえる評価は「育成契約もある」という低いものだった。当時、右腕は「育成なら進学も」と揺れる心境だっただけに、指揮官の見込みが見事に的中した格好だ。(片岡将)

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