全米Vで“大坂なおみの時代”到来か 「女子テニス界背負う存在」「セリーナに匹敵」世界が絶賛 (2/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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全米Vで“大坂なおみの時代”到来か 「女子テニス界背負う存在」「セリーナに匹敵」世界が絶賛 (2/2ページ)

 大坂は2年前よりスピーチもうまくなった。

 初制覇の2年前の決勝は相手のセリーナ・ウィリアムズが激しく審判に抗議して、ブーイングが起きる異様な雰囲気。表彰式で大坂は涙を流したが、2度目は笑顔だった。

 アザレンカが、「また挑戦しなければいけないようね。(大坂と)また決勝で戦えたらいい。でも大会は本当に楽しかった」と言うと、大坂は「もうあなたとは2度と決勝戦では戦いたくない。本当にタフなマッチだった。私は全く試合を楽しめなかった」とユーモアで返す余裕も見せた。さらに「今はより完成された選手だと思っている」と自信をのぞかせた。

 優勝賞金は300万ドル(3億1800万円)。世界ランクは3位に戻った。米経済誌「フォーブス」は今年5月、大坂が昨年、3740万ドル(約40億円)の収入を得て、女子アスリートとして歴代最高の高給取りになったと報じたばかり。

 スポンサー各社も称賛を惜しまず、全日本空輸(ANA)は「無観客となった前代未聞の今大会で、高い技術と強い精神力を発揮し、苦しみながらも逆境を跳ね返したプレーは、コロナ禍と戦う世界中の人々に勇気と感動を与えてくれました。2度目の全米オープンチャンピオン、本当におめでとうございます」との談話を発表した。

 精神面が課題とされることが多かったが、克服されつつあり、本人は5月にCNNとのインタビューで「シャイであることをやめたい」「人々の記憶に残る選手になりたい」と宣言した。

 次の目標は、世界ランク1位への返り咲きと、四大大会をすべて制覇するグランドスラムの達成だろう。赤土のコートで行われる全仏オープンと芝のウィンブルドンではまだ結果が出ていない。

 大坂は全仏オープン(27日開幕・パリ)の前哨戦、イタリア国際(14日開幕・ローマ)を欠場することを表明。全仏についても「出場するかどうかまだわからない」としている。

 今大会は左脚にサポーターを巻いて戦ったことを考えると、無理強いはできないが、2、3年後にはすべてのコートで勝てる選手に成長してほしいというのがWTAとファンの願いだ。

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