久保建英、ヘタフェ移籍後初先発で存在感 惜しい直接FKなど今季初連勝貢献 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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久保建英、ヘタフェ移籍後初先発で存在感 惜しい直接FKなど今季初連勝貢献

 サッカーのスペイン1部ヘタフェのMF久保建英(19)が20日(日本時間21日)、移籍後2試合目となるウエスカ戦で初先発。得点はできなかったが、フリーキックを任されるなどチームの信頼を勝ち取って存在感のあるプレーをみせた。試合は1-0で勝利し、今季初の連勝となった。

 ビリャレアルでは、リーグ戦先発2試合とチャンスをもらえなかったが、ヘタフェではボルダラス監督から「好きなようにプレーしろ」と後押しされての出場。その言葉に応えるように、前半から右サイドでのびのびと動き回り、持ち味を発揮した。

 前半18分には、右25メートルのFKを左足で直接狙い、枠の右上を捉えたものの、ややコースが甘かったためにGKに弾かれた。同39分にも、角度のない右サイドからのFKを再び狙ったが、ワンバウンドの低い弾道はGKの正面。思わず天を仰いで悔しそうな表情をみせた。

 ウエスカのDF陣3人からマークを受ける場面もあったが、絶妙のトラップやフェイントからのドリブルなど技術の高さで振り切る見ごたえのある動き。後半24分に決勝ゴールを決めたMFアランバリも「久保の加入がポジティブな効果を生んでいる。僕らのチームを選んでくれてうれしい」と祝福した。

 後半は攻撃の連携に課題が残ったが、久保は同35分までプレー。13位ヘタフェと最下位の20位ウエスカはともに2部降格がちらつき始め、負けられない一戦だっただけに貢献度の高かった久保の評価は大幅にアップしたといっていい。ヘタフェは順位を暫定で9位に上げた。

 ビリャレアルからの移籍交渉は、保有元のレアルマドリードに支払う半年分のレンタル料150万ユーロ(約1億7900万円)の負担をめぐって一時は暗礁に乗り上げた。しかしヘタフェのトーレス会長が「(久保は)われわれの起爆剤になってくれる」と決断。

 久保も18日の入団会見で「過去を考えずに今を話したい。他にもオファーがあったが僕のことを信頼してくれた」とヘタフェを選んだ理由を説明した。ビリャレアルでは得られなかった精神的な安定感を得られたのは何より大きい。

 ウエスカのFW岡崎慎司(34)は後半34分から出場した。

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