あきれた横綱にタニマチ「白鵬離れ」 5場所連続休場も名古屋に進退先延ばし、結び前よりも懸賞金少ない“異常事態” (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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あきれた横綱にタニマチ「白鵬離れ」 5場所連続休場も名古屋に進退先延ばし、結び前よりも懸賞金少ない“異常事態” (1/2ページ)

 ■大相撲春場所3日目=16日、両国国技館

 横綱白鵬(36)=宮城野=が右膝を痛め、春場所3日目の16日から休場。昨年11月場所後に横綱審議委員会が引退勧告に次ぐ重さの「注意」を決議したものの、これで5場所連続の休場となった。進退を問うでもなく、まだ休場を許す日本相撲協会の大甘ぶりを横目に、思わぬところで“白鵬離れ”示す異変が起き始めている。史上最強の大横綱はもはや、タニマチから見限られてしまったのか。 (塚沢健太郎)

 やっと出てきた横綱がわずか2日で壊れた。4場所ぶりの出場で初日から2連勝を飾った白鵬だったが、昨年8月に手術した右膝の状態がかねて不安視されていた。

 専属トレーナーを務める大庭大業氏は「(1月の新型)コロナ感染後から急に(右膝に)水がたまりだし、慢性的にたまった。炎症が治まらないのは初めての経験。万全ではないものの(出場に)何とか間に合わせたが、再び悪化してしまった」と症状を説明。1月25日に土俵で四股を踏み始めたが、同31日に初めて右膝の違和感を訴え、春場所2日目の15日までに計9回も水を抜いたと明かした。

 今月中にも2度目の右膝手術を受ける予定で、5月の夏場所出場は厳しい見通し。7月4日初日の名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)を見据えている。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「(医師に)この状態で取ったら、もう相撲を取れなくなると言われた。本人が名古屋で最後を懸けると言っている」と明言した。

 白鵬と鶴竜の両横綱に対して昨年11月、横審は最後通牒ともいうべき史上初の「注意」を決議。それにも関わらず結局、2人ともあっさり休場を決めたうえ、現役続行の意思を示している。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「横綱審議委員会から指摘を受けながら、先場所に続き1人は頭から、1人は途中休場。今後はどうなるか分からないけど、何もないことはないでしょう。横綱の立場は大関とは違うということをどう認識するかということ。横綱は別格の力を持っているから称号がある」と苦言を呈した。

 横審は緊急事態宣言を受けて初場所後に開かれなかったのに続き、今場所後も開催されない方向だったが、芝田山部長は「予定には入っていなかったけど、会場も押さえている」と緊急招集する方針を明かした。

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