強豪が苦戦続出の初戦“死のA組”日本救った久保の得点 天国のB組・韓国はまさかの黒星発進 五輪サッカー - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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強豪が苦戦続出の初戦“死のA組”日本救った久保の得点 天国のB組・韓国はまさかの黒星発進 五輪サッカー

 東京五輪サッカー男子は22日、1次リーグ各組で初戦が行われ、A組の日本代表は東京・味の素スタジアムで行われた南アフリカ代表戦で、MF久保建英(20)=レアルマドリード=の後半26分の先制ゴールを守り切って1-0で勝利した。開催国でありながら強豪ひしめく“死の組”に振り分けられ、この日も審判に不利な判定を受け続けたが、1次リーグ突破に不可欠な勝ち点3をもぎ取った。同組でこの日、フランス代表を4-1で一蹴したメキシコ代表との次戦は、25日に埼玉スタジアムで行われる。

 1968年メキシコ大会以来53年ぶりのメダル獲得へ、苦しみながらも第一関門を突破。森保一監督(52)は、「なかなかゴールが割れないなか、選手たちは我慢をしてやってくれた」と安堵の表情を見せた。

 白星発進の意味は極めて重い。メキシコ大会はもちろん、過去に日本が五輪で1次リーグを突破した2000年シドニー、12年ロンドン両大会はいずれも初戦で勝ち点3を手にしてきた。

 南アフリカは新型コロナウイルスの陽性者や多数の濃厚接触者を抱え、当日まで試合ができるか不透明な情勢。一方で日本も前日21日に守備の要DF冨安健洋(22)=ボローニャ=が左足首を故障してベンチにも入れない非常事態だった。10人でゴール前を固める守備的な戦術を前に攻めあぐみ、球際で相手選手が大げさにアピールして倒れるたびにファウルをとる主審の笛にも惑わされた。主将のDF吉田(サンプドリア)は「何とか1点取れて守り切れた。ただ、もっとできるチーム。自信を持つべきだ」と引き締めた。

 16チームが4組に分かれて争う1次リーグは、各組上位2チームが勝ち抜き8強に進出する。この日の各組を見ても、やはり初戦は難しい。組み合わせに恵まれて「五輪で過去最大のくじ運」と喜び勇んでいた韓国は、B組最弱のニュージーランドに0-1で苦杯。母国に「初戦を落とし8強に赤信号」と衝撃が広がった。C組ではアルゼンチンがオーストラリアに0-2で完敗。優勝候補スペインもエジプトと0-0で引き分けたうえ、主力2人が故障した。

 A組ではメキシコがフランスに大勝。日本が初戦で引き分け以下だったら、かなり苦しい星勘定になっていた。まずは内容云々よりも勝ち点3という結果に胸をなで下ろしつつ、勢いに乗るメキシコとの次戦に冨安が間に合うことを祈りたい。

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