【東京バブル内 こちら五輪支局】ドローンより沸いた! 開会式で拍手喝采を浴びた場内での演出 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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【東京バブル内 こちら五輪支局】ドローンより沸いた! 開会式で拍手喝采を浴びた場内での演出

 史上初の無観客で行われた開会式。われわれメディア3500人と大会関係者900人だけが陣取った静かなスタンドまで、競技場の外から「五輪反対」を叫ぶデモ隊の声がはっきり聞こえる異様な空気のなか、プログラムが進行していきました。

 テレビで楽しんだ視聴者の間では、ドローン1824台の編隊飛行が世界的にSNSで話題を呼んでいるようですが、実は場内での迫力は今ひとつ。約6000人の各国選手団も含め、場内で最も大きな拍手喝采を浴びたのは「が~まるちょば」らが五輪競技すべてのピクトグラム(絵文字)を“実写版”で生実演した場面でした。

 こうしたピクトグラムは1964年の前回東京五輪の開催時、日本語が通じない外国人でもひと目で競技が分かるよう、日本の先人が知恵を絞って編み出したもの。57年の時を経たこの日も当時を再現した映像が流れた後、各国の選手団や関係者が見守る競技場のど真ん中の舞台上で、全50競技の絵文字を矢継ぎ早に表現してみせました。

 最新鋭のデジタル技術を使った演出よりも、アナログを駆使して原点回帰したパフォーマンスはやはり、言葉が通じなくても心に響くのだなあといたく感心。さあ、16日間続くスポーツの祭典の幕が上がりました。 (五輪取材班・山戸英州)

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