【そういうことだろ~】森保ジャパン、次のフランス戦での“落とし穴”を忘れるな - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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森保ジャパン、次のフランス戦での“落とし穴”を忘れるな

 1次リーグ2戦目のメキシコ戦は、森保ジャパンが描いた筋書き通りだったね。このチームの特徴は(1)先行逃げ切り(2)ゴールを奪うのは2列目の選手-。2試合続けて、しっかりできたというわけさ。

 チーム状態もよさそうだ。象徴的なのは前半6分の先制点のシーン。DF酒井(浦和)が右サイド前方にスルーパスを通す。これを受けたMF堂安(PSV)がマイナス方向にグラウンダーで折り返す。そこで今大会2列目の「顔」になったMF久保(レアルマドリード)が走りこんで2戦連続ゴールを決めた。

 日本代表はストライカー不足が長年の課題。だからポイチ(森保監督)は2列目の選手で点を取るチーム作りを考えたのさ。2試合続けてFWの先発が林(鳥栖)なのもポイント。彼は泥臭くボールを追い続けてボールキープができる。この試合でメキシコのボール支配率は60%。何も策を打たなきゃ負けパターンさ。前線でボールキープが増えれば、テクニックのある久保と堂安のゴールの可能性がグッと高まる。林のおかげで2試合とも、それが忠実にできたのが勝因だよ。

 日本はフランスとの次戦で引き分け以上ならベスト8に進出できる。楽勝でいける? それは違うな。忘れてはいけない落とし穴がある。日本は先行逃げ切りのチーム。先制されたら未知の世界さ。フランスはこの日の2戦目で南アフリカに4点も奪って勝ったけど、日本にも勝たないと1次リーグ敗退の可能性が高い。間違いなく試合開始から全力でくるぞ。

 もうひとつ。久保に堂安、そしてオーバーエージ枠の酒井、MF遠藤(シュツットガルト)、DF吉田(サンプドリア)の5人はほぼフル回転。メキシコ戦でも相手が10人になってから押し込まれた。へばっているのが気になるね。フランス相手にしっかり戦うにも、この5人が必要なのは言うまでもないんだけどさ。 (元J1仙台監督・清水秀彦)

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