今平V“勝負を決めた”5番のビッグショット 国内男子ゴルフ「フジサンケイクラシック」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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今平V“勝負を決めた”5番のビッグショット 国内男子ゴルフ「フジサンケイクラシック」

 ■国内男子ゴルフ「フジサンケイクラシック」最終日(5日、山梨・富士桜CC=7566ヤード、パー71)

 “巧みなショット”が流れを変えた。難関ホールの5番は535ヤードのパー4。今平周吾(28)は2打目をグリーン右奥のラフに入れた。ピンまで20ヤードある。グリーンの先にはやっかいな池が広がる。

 「2打目は一番(グリーンを)外してはいけない場所だった。ボギーかダブルボギーも見えていた」という“トラブル”だったが、ビッグショットが生まれた。60度のウエッジでグリーン手前の土手にワンクッション当てて打った3打目は、ピンに当たってカップに消えた。チップイン・バーディーである。

 「打った瞬間は、ちょっと強いかなって。入らなかったら、2メートル以上オーバーしてましたね。それが入った。今日は“いけるかな”って思った」

 究極のショットで首位の石川に1打差に迫ったが、「僕は自分のゴルフに徹していた」と今平。この日は4番で10メートル、11番は5メートルと長いパットを決めた。12番(パー4)ではピンまで残り110ヤードの2打目を30センチに付け、“お先にバーディー”で単独首位に立つと、17番のバーディーで2位以下に3打差をつけ「優勝を確信しました」。

 この大会は2018年の2位を始め5年連続トップ10入り。相性がいい? 「好きなコースじゃあないですね。難しいので慎重に攻めていったのが良かったかな」というが、今大会は予選2日目の15番から40ホールボギーなしで遂に完全攻略した。19年11月「ダンロップフェニックス」以来となる今季初勝利、ツアー5勝目を手にしたのだ。

 もっか2年連続賞金王は優勝賞金2200万円を加算し、約5777万円として11位から6位に浮上。トップの星野陸也に約2300万円差まで詰め寄った。「シーズン3勝、3年連続賞金王は狙いたいですね」。物静かでシャイな男は、最後に王者の笑いを見せた。 (清水満)

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