5人中4人が「オリックス日本一」 「日本シリーズ」夕刊フジ評論家・コラムニストと球団担当記者が勝敗予想! (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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5人中4人が「オリックス日本一」 「日本シリーズ」夕刊フジ評論家・コラムニストと球団担当記者が勝敗予想! (1/2ページ)

 セ・リーグ6年ぶり優勝のヤクルトとパ・リーグ25年ぶり優勝のオリックスが、1995年以来26年ぶりに激突する「SMBC日本シリーズ2021」は20日に京セラドームで開幕。第3-5戦は東京ドーム、第6、7戦はほっともっとフィールド神戸で開催される。パ代表が8年連続で日本一に君臨してきた「パ高セ低」は覆るのか。本紙評論家・コラムニストと今シリーズの両球団を担当する記者が、キーマンと勝敗を予想する。

 ■元大洋監督、巨人ヘッドコーチ・須藤豊氏「復活の吉田正は当代一の打者」 「オリックス4勝2敗」

 両軍とも投打のバランスがよく、穴がない。見ごたえのある日本シリーズになるだろう。

 オリックスはエースの山本が第1戦に先発予定。圧倒的有利と見られがちだが、短期決戦というのは意外なことが起きるものだ。ヤクルトの投手陣もシーズン終盤はよくなり、援護点をもらえるか分からないなかで、山本自身がどれだけ耐えられるかの勝負になる。

 打線は最初は硬くなるだろうが、福田と宗の1、2番がどの段階でリラックスできるか。その次の3番に吉田正が戻ったことは非常に大きい。故障明けで万全は望めないが、現在の日本球界ではナンバーワンの打者だと私は思っている。どれだけタイミングを外されても三振しない理由は、惚れ惚れするほど対応力が高い右足のステップにある。84歳まで見てきた数々の偉大な打者でも、これほどまでのレベルは思い当たらない。

 ヤクルトの相手にない強みはズバリ、外国人打者。ともに右打者のサンタナ、オスナが爆発すれば、左腕が多いオリックスの先発陣にとって大いに脅威になるはずだ。

 ■元阪神投手コーチ・藪恵壹氏「絶対エース山本が主導権握る」 「オリックス4勝2敗」

 短期決戦はレギュラーシーズン以上に投手力がものをいう。絶対エース山本を擁するオリックスが終始、シリーズの主導権を握るだろう。第1、6戦で先発に回ればほかの先発陣の負担は大幅に軽減される。打線もクライマックスシリーズ(CS)ファイナルに間に合った3番吉田正は徹底マークされると思うが、歩かせても4番に本塁打王の杉本が控える。ヤクルト投手陣への重圧は極めて大きくなるはずだ。

 両軍監督とも日本シリーズは初采配だが特色は出ると思う。オリックス・中嶋監督はシーズンの戦いぶりを見ると、捕手出身らしく定石通りの攻めをせず裏をかく戦法が目立つ。ハマれば一気に勢いがつくが、失敗すれば相手に流れがいくリスクも。一方、メジャー経験のあるヤクルト・高津監督は投打ともに助っ人のやりくりがうまい。試合前半はバントをせず、1点差勝負となれば一転、攻撃パターンを変えてくるなど、采配に臨機応変を感じること多かった。互いに2軍監督から実績を重ねた総決算。どう仕上げるか見ものだ。

 ■元中日、オリックス、楽天選手・山崎武司氏「初戦が全て 打線は脇役勝負」 「オリックス4勝3敗」

 今年のヤクルトは投手がメチャクチャ頑張った。奥川もいい投手になってきたけど、まだ打たれる要素はある気がする。そう考えるとオリックスの投手は山本が絶対的。宮城もいるし、ちょっとオリックスの方が有利だと思う。

 カギはすべて第1戦に先発する山本が握っている。山本は5月の終わりからCSを含めると16連勝と手が付けられない。でも、24勝0敗だった13年の楽天・田中が日本シリーズで負けたこともあるのだから、これが野球の難しいところ。初戦を順当に取ればオリックスの4勝3敗とみるが、負けるようなことがあれば逆の結果もあり得る。

 大舞台の打線は脇役勝負になる。オリックスの吉田正と杉本、ヤクルトの村上と山田を相手バッテリーは警戒するので、1、2番、6、7番の前後を固める脇役が、どれだけ塁に出て働くか。オリックスなら宗、ヤクルトなら塩見あたりの活躍が重要になる。

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