大谷MVPの陰に“徹底した食生活” メジャー4年目で体格進化 「100食のおかず」準備、貪欲に栄養管理も - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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大谷MVPの陰に“徹底した食生活” メジャー4年目で体格進化 「100食のおかず」準備、貪欲に栄養管理も

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(27)はメジャー4年目の今季、体格が見違えるほど進化した。レギュラーシーズン162試合の過密日程で、投打の「二刀流」の激務をこなし、見事、最優秀選手(MVP)をつかんだ。193センチ、95キロという大リーグでも堂々たる体躯は食の管理のなせる技で、影のMVPは徹底した“食生活”とも言えそうだ。

 メジャー1年目の2018年2月、食事面のサポートに当たる食品メーカーの明治の管理栄養士、大前恵さん(53)は「日本にいた時と同じ栄養が取れるようにしてください」と依頼を受けた。

 キャンプ地のアリゾナ州テンピに駆け付けると「高タンパク、低脂質」のテーマに沿って夕食用に約1カ月分、100食のおかずを準備した。

 大谷は部屋の冷蔵庫に牛や豚、鶏の肉類、イカやエビなどの食材を100グラムずつ保存した。3つを組み合わせ、カレーやキムチなどで味付け。「100個の中から3つを1食で取っていくと、必要なタンパク質が取れるということを示してきた」と大前さん。着々と体をつくり上げ「4勝、22本塁打」で新人王に輝いた。

 オフの右肘手術を経て迎えた翌年のキャンプ、食生活は「もう確立されていた」と言う。料理の腕も上達。初めての海外生活で1人暮らしだが、「もともとすごく勉強する人。本当に勘がいい。ご飯を炊くのも、すぐ上手になった」と述懐した。

 大谷は食の試行錯誤や知識の吸収に貪欲だ。大前さんはチョコレートではカカオの含有量やカフェインの有無を問われたという。体調への影響が大きな栄養素への関心が高く、「数字に重きを置くときもあれば、感覚を大事にするときもある。本当にいろいろ試しているんだろうな」と、二刀流にも相通じるチャレンジ精神に感心したという。大谷自身も「30歳くらいまでは体をどんどん進化させたい」と、その歩みを止めない。

 22年シーズンは、“食”でさらに磨き上げた「翔タイム」(SHOWTIME)にあやかれそうだ。

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