ヤクルト・中村「日本一」まで導けば…名誉捕手・大矢、古田の背番号「27」継承も 本人は好成績の2番に“愛着”か - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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ヤクルト・中村「日本一」まで導けば…名誉捕手・大矢、古田の背番号「27」継承も 本人は好成績の2番に“愛着”か

 ヤクルトが24日、日本シリーズ第4戦(東京ドーム)でオリックスに競り勝って3勝1敗とし、20年ぶり6度目の日本一に王手。攻守にMVP級の働きを見せる中村悠平捕手(31)には、球団史上3人目の日本一捕手の称号とともに、球団にとって特別な背番号を15年ぶりに復活させる期待が高まっている。

 先発の石川雅規投手(41)が6回1失点(自責0)で日本シリーズ初勝利を収め、救援陣も無失点リレー。4戦連続でフル出場した扇の要、中村のリードが光った。高津監督は「シリーズに入る前に非常によく勉強して、うちの投手と照らし合わせてサインを出している。予習、復習をした結果、こういうロースコアの試合ができている。わがままな投手をリードしているわけだから、十分褒めてやっていい」と絶賛。6番打者としてこの日も2安打を放ち、今シリーズは打率・357、3打点の活躍だ。

 「今年の優勝は中村の成長が大きい」と多くの評論家から評価を得た生え抜き13年目の正捕手に対し、「背番号『27』を着けろと言っている」と明かすのは球団幹部だ。ヤクルトの27番といえば大矢明彦、古田敦也と歴代の日本一捕手が着けたナンバー。2007年の古田の引退以降は「名誉番号」として、「ふさわしい選手が出てきたら与える」と欠番に。後継者が現れないまま14年の歳月が過ぎたが、今春キャンプが中村の飛躍のきっかけとなった。

 臨時コーチの古田氏から指導を受け、優勝時には「『その気になって、おまえ自身がチームを勝利に導くように必死にやりなさい』という言葉を胸にやってきた。何より財産になったので今後、自分の野球人生に生かしていきたい」と感謝。このまま日本一まで導けば、名誉番号の襲名に誰も異論はあるまい。

 「ただ、本人に踏ん切りがつかないようだ。今年は52番から2番に替えて成績がよかった。いい成績になった背番号はなかなか替えづらい」と前出の幹部は明かしつつ、「でも27番はヤクルトにとって特別な番号だから、ぜひ着けてもらいたい」と熱望する。機は熟したといっていい。 (塚沢健太郎)

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