【プロキャディーXのつぶやき】木下稜介、早すぎるガッツポーズで逆転負け 来季ツアー出場争いも注目 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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木下稜介、早すぎるガッツポーズで逆転負け 来季ツアー出場争いも注目

 コロナ禍によって2020年と21年の国内男子ツアーは統合されたが、その長丁場もカシオワールドとゴルフ日本シリーズの2戦を残すだけとなった。

 罹患したトーナメントプロの中には「以前のスイング感覚を取り戻せない」「闘病で筋力が落ちた」だけでなく、「18ホール歩くのが精いっぱいだから、芯を食った当たりなんて到底打てない」と愚痴る選手もいた。

 ツアー終了が近づくのに並行して来季のツアー出場優先順位を争うクオリファイングトーナメント(QT)が行われる。まずはファイナル(F)QTへ駒を進めなければ、ツアー出場はほとんど望めない。

 先週は宮崎県でダンロップフェニックスが開催されたが、隣にあるトム・ワトソンゴルフコースは今年のFQT会場なのだ。来季ツアー出場順位決定戦に出ざるを得ない選手が、練習ラウンドに足を運んでいる。

 セカンド、サードQTを勝ち上がらなければFQTの舞台を踏めないが、賞金シード落ち選手はFQTに出場できるのだ。某プロはすでにFQTがほぼ確定し、練習ラウンドに来たものの、一人では回りづらい。同伴競技者を探していた。

 だが、誘われるプロにとっては「最終戦までシード獲得チャンスはある」という思いがあるから、二つ返事とはいかない。むしろ、声が掛かるのは「シード落ち確定」を意味するも同然だけに「お誘い」されないように距離を置いたり、身を隠したりするプロもいたのが面白過ぎた。

 シード獲得、シード落ちの話題だけでなく賞金王争いにも注目が集まるツアー終盤戦。初の賞金王を目指す木下稜介(30)はチャン・キム(米国)の猛追に屈し、ダンロップフェニックスは2位タイに終わった。2位に1打差を着けての単独首位スタートでの逆転負けだった。

 その敗因は4番パー5でのイーグル奪取にあると解説してくれたベテランプロがいた。「まだ14ホールも残っていてのガッツポーズは頂けない。あの行為は脳に戦い終了を知らせるも同然なんだ。次のホールからスコアを落とすよ」

 続く5番ホールでの短いバーディーパットを決め切れず、6番ホールはボギー。結局、首位の座を守り切れずの2位タイ。ガッツポーズには早すぎた木下ということか。それでも賞金王争いが、熾烈になったことは確かだろう。

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