【勝者のワザ】大王製紙エリエールレディス優勝・原英莉花 大きなスイングアークを描く秘訣は「左腕を長く使う」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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大王製紙エリエールレディス優勝・原英莉花 大きなスイングアークを描く秘訣は「左腕を長く使う」

 サンデーバックナインに入って一時は4選手が首位に並ぶ大接戦となった大王製紙エリエールレディス。迎えた17番パー5で原英莉花が右ラフからの第2打を7Wでグリーンに乗せ、会心のイーグルを奪った。これで最終ホールを残して2位に2打差。一気に優勝を引き寄せた。第2打が事実上のウイニングショットであり、イーグルパットが同様にウイニングパットであった。

 ドライバー平均飛距離でツアーランキング1位。原は、その飛距離を最大の武器に攻撃的なゴルフを組み立てて戦ってきた。

 では、その飛ばしの秘訣(ひけつ)は、どこにあるのだろう。

 長身で日本人離れした手足の長さを利したスイングアークの大きさ。これが、最大の秘訣である。

 大きなスイングアークを描くのに絶対条件となるのは、左腕を長く使うこと。多くのアマチュアゴルファーは、この動きを苦手にする傾向がある。左腕を長く使うということは、トップスイングでも左腕を伸ばした状態をキープし、左ヒジを必要以上に曲げないようにすることなのだが、現実には、左ヒジが折れて(曲がって)しまい、クラブを担ぎ上げた格好になってしまう人が多い。

 どうすれば、原のように左腕がしっかり伸びた美しいトップスイングになるのだろう。

 ただ左腕に力を入れて伸ばしたのでは、結局トップで折れてしまうか、十分にパワーを蓄える前にダウンスイングに切り返さなければならなくなる。

 コツがある。左腕だけで「前にならえ」の体勢を作ってみよう。そこから、さらに左腕を伸ばし切ろうとしたとき、どんな動きをするだろう。左腕を肩の付け根から(自分から見て)時計回りにひねりながら腕を伸ばしていくと、左肩甲骨が開き、伸ばし切れる。

 実は、この動きが欠けると、左腕はどこかで曲がっていってしまうのだ。

 バックスイングでとりいれよう。テークバックで左腕が地面と水平になるあたりまでは、左腕を伸ばしていられる。そこから先だ。肩の付け根から左腕を内旋させていけば、左腕は力を入れなくても伸びていく。

 トップで左ヒジが曲がってしまうという人は、バックスイング後半からの動きを覚えてクラブヘッドに最大円弧を描かせよう。

 ■原英莉花(はら・えりか) 1999年2月15日生まれ、22歳。横浜市出身。10歳でゴルフを始め、神奈川県湘南学院高在学時の2015年から尾崎将司に弟子入り。17年のプロテストは失敗したが翌18年に合格。19年「リゾートトラストレディス」でツアー初優勝。20年「日本女子オープン」などツアー通算4勝。得意クラブはドライバー。今季ドライビングディスタンス(平均飛距離)257.23ヤードでランク1位。趣味は音楽鑑賞、ネイル。173センチ、58キロ。

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