【トラとら虎】阪神・佐藤輝にオフなし 首脳陣「まだまだ本当の怪物ではない…体力、筋力の両方に課題」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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阪神・佐藤輝にオフなし 首脳陣「まだまだ本当の怪物ではない…体力、筋力の両方に課題」

 阪神の佐藤輝明内野手(22)はシーズンオフ返上で体力強化を図るプランを立てている。球団OBは「後半戦の失速はスタミナが切れたところにあった。打撃フォームも大事だが、土台を固める方が先決だ。1年を乗り切る体力がつけば数字(成績)はついてくる」と今回の取り組みに賛成している。

 クライマックスシリーズ敗退後、明らかになったのは左ヒザの痛みを抱えてプレーしていたことだった。時期は後半戦という以外、詳細な説明を避けるのは不振の理由にしたくないからだが、突き詰めれば下半身の弱さに起因している。

 首脳陣のひとりは「まだまだ本当の怪物ではない。プロの体にはほど遠い。ルーキーなら誰もが当たる壁。体力、筋力の両方に課題がある。例えば足に筋力がつけばヒザへの負担も軽減できる」と分析する。

 前半戦84試合出場、打率・267、20本塁打、52打点。後半戦42試合出場、打率・158、4本塁打、12打点。「全体で50点。後半だけなら0点」と自己評価したのもうなずける。チームが16年ぶりの優勝を目指すなか59打席無安打、屈辱の2軍落ち。ルーキーの失速に歩調を合わせたようにチームも勢いをなくしていった。

 「特に体力が落ちた夏以降は打撃フォームの崩れが目立った。下半身が弱いから上体の力や腕力に頼ってしまう。これでは安定した打撃は望めない。昔からバッティングとは下(下半身)でするものといわれたが、この原則は不変。佐藤輝も1年目を終えて痛感したはず」と先のOBはみている。

 この24日で通常の秋季練習は終了したが、佐藤輝にオフはない。場所を甲子園から鳴尾浜に移して冬季練習は続く。ウエートトレ、プール内のランニング…。寒いなかでも体力強化の手段はいくらでもある。(スポーツライター・西本忠成)

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