【不肖・宮嶋 コラコラ記】日米関係は大丈夫 米軍駐留経費は日本の「保険」、中露へのODAより良心的や

来日し、安倍晋三首相と会談するマティス米国防長官(左)=3日、首相官邸

 いっやあ! 一時はホンマに心配したで。何って決まっとるやないか。日米関係や。なんせ大統領が大統領だけにや。国防長官なんか、その大統領が「狂犬」とたたえたぐらいや。しかも海兵隊の元大将やで。それが沖縄県知事よりもよっぽど理性的で正義漢やないか。

 アメリカっちゅう大国だけに世界中で大騒ぎ引き起こすのはしゃあないとこやけど、ニューヨークやワシントンの空港で、いやヨーロッパ中で「トランプは人種差別主義者」やの「特定の宗教を信仰しとるだけで入国受け入れんのはけしからん」とデモかけたり、裁判起こす老若男女は、何で自称とはいえ大国の中国共産党政権のチベット人、ウイグル人という特定の民族迫害には声上げんのやろ。法輪功という特定の宗教を信仰するだけで筆舌に尽くしがたい拷問や投獄を受けとる何万もの信者のことには目をつぶるんやろ。

 北朝鮮の三代目見てみい。自分に意見したというだけで、親族すら重機関銃でバラバラに吹き飛ばしたんやで。そんなアホボンより民主的な選挙で選ばれたトランプ大統領の方がぜんぜんマトモやん。遙かに民主的やん。選挙制度は別としてや。おのれらが選んだんやろ。しかも世論調査では入国禁止問題は反対より賛成が上回っとるっちゅう話やないか。

 「日本でアメ車が売れんのは日本政府が嫌がらせしとるから」やの「日本は国防をアメリカに丸投げして、ゼニもろくに払わん」やの日本に対して無知やの言われとるけど、ありもしない「強制連行された従軍慰安婦は20万人」やの「25万人しか人口がなかった当時の南京で30万人が日本兵に殺された」やの国際社会で妄言をコキ続ける中国共産党や韓国より無知でも、反日でもないやろ。

 そりゃ不肖・宮嶋とてそんな傲慢なアメリカに国防頼らなアカン情勢から脱すべきやとマジで思う。高っかい高っかい在日米軍駐留経費も自衛隊の装備、人員の充実にあてるべきやと信じる。そして何より、あの不平等極まりない日米地位協定は即刻改正されるべきや。

 せやけど…や。わが国土は戦後71年間、離島は侵略されたままやが、国土が大規模な戦争に巻き込まれなかったのは紙に書かれただけの日本国憲法のおかげでは断じてない。それは紛れもなく在日米軍のおかげやろ。

 保険でもそやろ。車でも火事でも毎年、毎年大金掛け捨てで払い続けとっても事故起こらんかったら何や損した気分になるやろ。それでも保険は安心を買うもんや。

 高っかい駐留経費の一部も戦争を回避する保険やと割り切れんか。ロシアや中国、韓国へのばく大なODA(政府開発援助)や経済援助、「自称・慰安婦に対するお見舞金」に比べたら良心的なもんやで。

 ■宮嶋茂樹(みやじま・しげき) 報道カメラマン。1961年、兵庫県明石市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、「フライデー」専属カメラマンをへて、フリーになり、数々のスクープ写真を撮影。世界の戦場でも取材を行う。