【不肖・宮嶋 コラコラ記】弾けそうな朝鮮半島情勢 記憶力ない稲田防衛相、自衛官24万の命預けていいか

野党4党の国会議員と自宅で面会後、報道陣に囲まれる籠池泰典氏=3月16日午後、大阪府豊中市

 ほれほれ見てみい、安倍晋三首相、ワシがこの連載で予想した通りやないか。やっぱ、稲田朋美防衛相は、めがね違いやったやろ。今や首相自らのケツにまで火の粉ふりかかってそれどころやないか。

 いや、それどころやないで、北朝鮮。韓国で女大統領が罷免され、次はますます親北大統領が選ばれるのは必定。アメリカまでトランプ政権の基盤が固まらずゴタゴタ続きで、こんなチャンス、三代目になって初めて来た、と、朝鮮半島でくすぶる火種がいつ弾けてもおかしない。

 こんな非常時に防衛省の特別防衛監察やて。アンタこそ大阪の“自称教育者のサギ師”の代理人として裁判に出廷しとったんを隠しとったんやで。たとえそれが忘れたいほどイヤな思い出やったとしてもや。近い将来、バッジ外して弁護士に戻れたとしてもやで、そんなに忘れっぽいヤツに弁護頼むと思うか。ましてや24万自衛官の命預けられるか。

 そない疑い出したら、このタイミングでの南スーダンのPKO部隊撤収というのも怪しいで。少なくとも昨年9月から考えとった、というのも忘れっぽい記憶力の割にはハッキリ断言してエエんか。

 何ちゅうても昨年8月15日をまたいで、わざわざアフリカ・ジブチの海上自衛隊の活動拠点の視察ブチ込んだぐらいや。8月15日に靖国神社にお参りできんかった、という「言い訳」作るための出張とちゃうか。

 その翌々月にはジブチと同じアフリカの南スーダンへ出かけ、日本のPKO部隊「視察」しとるんやろ。その時に「ある程度任務を達成できた」と確信したんなら、何でその時に言わんの? 怪しいで。

 安倍首相も意外やったか。自らの政権を危うくするのは「安倍政治を許すな」と毎週金曜日に国会前で騒ぎ立てるガキどもや秘蔵っ子の防衛相をいじめる野党のセンセイ方より、国家どころか自らの危機管理能力もない防衛相や、「アベ首相、アキエ夫人ガンバレ」と園児に言わせていた、自称・保守の一家やったんやから。安倍首相も父上の盟友やった竹下登元首相時代の「ホメ殺し」の教訓忘れとったんか。

 野党のセンセイもこんなエエ加減なおっさんの言うこと信じとるの?

 民進党は前身のときやらかした「偽メール事件」忘れてイチビリ倒して大丈夫か。あのときは民主党代表はじめ、執行部は総退陣した揚げ句、張本人の議員は命落としとるんやで。

 メディアもエエ加減冷静になったれよ。あのおっさん、ガッコ認可申請取り下げて落ち込むどころか、この騒動の中心になってスター気取りで、いちびっとるだけやで。

 ■宮嶋茂樹(みやじま・しげき) 報道カメラマン。1961年、兵庫県明石市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、「フライデー」専属カメラマンをへて、フリーになり、数々のスクープ写真を撮影。世界の戦場でも取材を行う。