【不肖・宮嶋 コラコラ記】統合幕僚長の改憲案が許せんて? 野党は「身勝手な自由」振り回すな

日本外国特派員協会で記者会見した河野克俊統合幕僚長=5月23日、東京・有楽町

 まぁ読者の皆様聞いてください(ぼやき漫才の人生幸朗=こうろ=の声で…古いか)。政治家のセンセイもガッコのセンセイもお役人サマも大ジャーナリストの皆サマもムチャクチャやないですか…。

 国会内では「改憲反対」やの「表現の自由を守れ」やのキャンキャンほえた揚げ句、“反テロリスト法”を「声を上げようとする市民が萎縮する平成の治安維持法」とコキおろし、国会前では左の学生や労組員まで動員し、毎週デモかけさせといてやで。

 防衛省制服組トップの統合幕僚長が外国人記者を前に個人的見解とわざわざ断って「憲法改正案」に触れたのは許せんやて?

 そしたら何かえ。「表現・言論の自由」はオノレらにはあるけど、同じ日本人である自衛官にはないっちゅうことか。アンタらはデモごっこを謳歌(おうか)できるのにか。センセイ方が安心して料亭で酒飲んでられるのも、国会で心ゆくまで言葉遊びしてられるんも、自衛官が24時間、国を守っとるからじゃ。

 それに何や、首相夫人の講演会にまで、イヤガラセのデモ隊回して。そりぁあワシも政権発足当時からあの夫人には「気をつけや、あの年になってもお姫サマ気分が抜けんお人よしや」と警告しとったけど、どんな人間でも「表現の自由」はあるんや。首相夫人の表現の自由は認めんのか。

 「加計(かけ)学園」をめぐる問題では、あれほど首相に“忖度(そんたく)”した内閣府や文科省の書類がないのはおかしい、とインネンつけるいっぽうやけど、その前に野党第一党のレンホー代表の戸籍を国民に見せたらんかえ。

 まだまだあるで。何やあの大テレビ局の元ワシントン支局長の問題。被害者を名乗るうら若き女性が顔と名前まで出して真相究明、訴えとるのに本人は「不起訴」を金科玉条にして、コメント一発出しただけで雲隠れか。

 密室のことや。真相は2人のみぞ知るやけど、意識もうろうとした女性をタクシーに押し込んだときのドライバーの証言もあるやろ? いずれにせよや、首相と親しい、というだけでブイブイいわせとった大ジャーナリストが逃げ回っとったらアカンやろ。

 そういやぁ、同じ大テレビ局でキャスターやって都知事選で落選した某もオンナのスキャンダルで世間にぎわせとったやないか。選挙期間中に、そんな人物の都知事としての資質を問うた週刊文春、週刊新潮を、ヤリ手の弁護士雇うて刑事告訴したんはエエが、結果はどっちも「不起訴」に終わったやないか。

 ホンマ、責任者まとめて出てこい!

 ■宮嶋茂樹(みやじま・しげき) 報道カメラマン。1961年、兵庫県明石市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、「フライデー」専属カメラマンをへて、フリーになり、数々のスクープ写真を撮影。世界の戦場でも取材を行う。