【不肖・宮嶋 コラコラ記】大臣の器やなかった稲田防衛相の大失言 自衛隊を政争の具にする大臣や野党は万死に値や!

野党から罷免要求を突き付けられた稲田防衛相=6月28日午前

 ほれ見い、今回もワシが言うた通りになったやんけ。安倍晋三首相お気に入りの稲田朋美防衛相のことや。都議選の応援演説でもヘタ打って、そのせいで自民党は惨敗や。やっぱ大臣の器やなかったやろ、あれやったら民主党(当時)政権時代のドシロート大臣らと変わらんやんけ。

 いや森友学園問題のとき、あんな怪しげな自称・教育者の弁護に立った法廷のことをもド忘れするわ、都議選では自らが責任者であるはずの自衛隊法すら理解していなかった程度の法解釈では、弁護士にすら戻れんぞ。

 稲田大臣もヒラの代議士のときはよかったで。ワシも同行しとった韓国・鬱陵島視察。韓国から入国拒否され、日の丸焼かれるわ、金浦空港では棺おけまで用意されようが、視察に行こうとしたり、毎年8月15日は靖国神社に参拝し、英霊に感謝の気持ちを堂々と述べたりしとったやないか。

 あの哀悼の誠は、大阪の自称・教育者と同じ、カッコだけの保守、愛国者気取りやったんか。大臣になったとたん、閣僚は8月15日に参拝すべきやないやの、どこぞの売国官僚か、ヘタレ政治屋にケツかかれたか知らんけど、15日はさんでわざわざ海外視察を入れるというこそくな手を使った揚げ句、天皇皇后両陛下も出席される政府主催の全国戦没者追悼式まで欠席やないか。戦後唯一の防衛相の追悼式欠席を野党議員に突っ込まれて、泣きべそかく、ていたらくや。

 そんな甘ちゃんに、核・ミサイルで国際社会を恫喝(どうかつ)し続ける北朝鮮の金一族と戦えるのか。今もわが国の尖閣諸島をかすめ取ろうとしている中国共産党に立ち向かえるんか。「マッド・ドッグ」と恐れられたマティス米国防長官と、まともに話でけるのか。

 森友学園弁護問題が国会で追及された、まさにその時に、南スーダンPKOからの完全撤収、突然発表するかあ? しかも最後の派遣部隊となった第11次隊は青森の第9師団を基幹とした部隊で、「駆けつけ警護」と宿営地の「共同防護」等新たな任務を付与された部隊やで。

 それやのに6月の派遣任務完了も待たずに全面撤収やて。けったいやないか。その言い訳が「治安」が理由ではなく、一定の成果があったからやて? ホンマは森友学園問題から国民の目をそらしたかったからとちゃうの? その横暴のホンネが都議選応援演説でも、ついいちびって出てもうたんやろ。

 野党も野党や。理想もなく、主義主張も一定せず、相手をおとしめるネタやったら見境もなく飛びついて恥ずかしないんか。大臣も野党も売国センセイも、どいつもこいつも自衛隊を政争の具にしやがって。それは万死に値するぞ。

 ■宮嶋茂樹(みやじま・しげき) 報道カメラマン。1961年、兵庫県明石市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、「フライデー」専属カメラマンをへて、フリーになり、数々のスクープ写真を撮影。世界の戦場でも取材を行う。