民進“恒例”離合集散は金目当てか 屋山太郎氏が一刀両断「山尾氏は疑惑相手と区切りつける覚悟を」

民進党と山尾氏(写真)の無節操ぶりに、屋山氏もおかんむりだ

 民進党は13日の常任幹事会で、「解党したうえでの新党結成」を含む党再生策を協議。10月末に決めた党存続方針を帳消しにする対応は、国民にどう映るのか。W不倫疑惑の渦中にいる山尾志桜里衆院議員(43)=無所属=も今月に入り、政策顧問に起用したお相手の倉持麟太郎弁護士(34)と積極的に“共演”している。評論家の屋山太郎氏が、こうした無節操ぶりを一刀両断した。

 「年末恒例ともいえる(野党の)離合集散は、民進党が抱える巨額の資金や、政党交付金目当ての再編のように思える。国民不在のまま、『年越しのカネを寄こせ』といわんばかりで、あまりに場当たり的だ」

 屋山氏は、民進党の大塚耕平代表が12日の党会合で示した、解党を視野に入れた「再編騒動」をこう切り捨てた。

 民進党の左派系議員のなかには、立憲民主党入りを模索する「離党予備軍」が複数いる。屋山氏は、再編の行方を占う試金石として、「共産党と連携するか否か」を挙げ、次のように続けた。

 「共産党容認の政党は必ずといっていいほど衰退する。立憲民主党ブームに期待して入党したところで、共産党と連携するスタンスでいるなら、政権交代などできるはずがない。今、日本に必要なのは、自民党に代わり得る『反共』の野党だ」

 屋山氏は、衆院選で連携した希望の党と日本維新の会との合流に期待するというが、「(維新創業者の)橋下徹氏が国政に進出しなければ、再編の求心力になり得ない」との見方を示す。

 さらに、小池百合子都知事が、希望の党代表として「(民進党の左派系議員を)排除する」との発言を実行しなかったことを挙げ、「化けの皮がはがれた。希望の党は、速やかに小池氏と縁を切るべきだ」と指摘した。

 屋山氏の舌鋒(ぜっぽう)は、山尾氏にも容赦なく向けられた。

 山尾、倉持両氏は10日、漫画家の小林よしのり氏が主催する討論イベント「ゴー宣道場」で共演した後、12日発売の女性誌『婦人公論』でも対談した。

 山尾氏はこれまで、「『私』の部分に一定のラインを引く」「倉持さんの代わりはいない」などと語っている。

 屋山氏は「理屈は、いくらでも後からついてくる。政策以前に『人としての生き方』として、いいのか」と疑問を呈し、次のように続けた。

 「公職にあろうとする者は『男女の一線を越えない』とか、『疑いを招くような言動はしない』といったタテマエに準じなければいけない。『衆院選で当選したから、許します』という有権者がいるのか。疑惑を呼んだ相手と区切りをつける覚悟も、国民を納得させる説明もなければ、多くの国民が『やっぱりホレたのか』と思うだろう」