黒田氏の日銀総裁続投打診へ、安倍首相が方針固める

黒田東彦氏

 安倍晋三首相が、4月8日に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁(73)に続投を打診する方針を固めたことが分かった。安倍政権の経済政策「アベノミクス」の第1の矢である「異次元の金融緩和」を指揮し、「もはやデフレではない状況を作り出した」(安倍首相)功績を評価した。黒田氏は2期続けて総裁を務めることになる。複数の政府関係者が明らかにした。

 黒田氏は2013年3月、第31代日銀総裁に就任した。大量の国債買い入れやマイナス金利政策の導入で、超円高の是正や雇用回復を通じて景気拡大を下支えしてきた。

 今後5年間は大規模緩和を手じまいする「出口戦略」が課題だ。