トランプ氏長男の自宅に「白い粉」 妻ら3人搬送

白い粉を送りつけられたトランプ・ジュニア氏(左)と妻のバネッサさん(ロイター)

 ドナルド・トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏のニューヨークの自宅に白い粉が入った不審な封書が届き、妻のバネッサさんら3人が12日、開封した際に吐き気を催すなどして病院に運ばれた。米メディアによると、警察当局は、粉は有害物質ではないと判断したといい、トランプ・ジュニア氏は自身のツイッターで、バネッサさんらの無事を伝えた。

 折しも1年前の2月13日には、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された。正男氏殺害事件では北朝鮮の関与が疑われているが、今回の白い粉との関係は不明だ。

 トランプ・ジュニア氏は、ツイッターに「こうした不穏な行動で、反対意見を主張することに不快感を覚える」と意味深長な投稿をした。粉の詳しい成分や送り主は不明といい、悪質な嫌がらせの可能性もある。

 大統領選前の2016年4月にも、トランプ氏がニューヨーク中心部に所有する高層ビル「トランプタワー」内にある選挙事務所に白い粉が入った封書が届けられ、スタッフらが避難した騒ぎがあった。この際も、粉は有害物質ではなかった。