東京地域別地震危険度 足立区、北千住周辺も上位 大田区羽田6丁目、総合危険度全体の9位

大田区の地震危険度

★(4)

 「住みたい街ランキング」でも注目が集まっている足立区の北千住。都の調査では、駅から直線距離で700メートルほど離れた千住柳町の地震総合危険度は、都内5177地域中2位だ。北側の荒川方向に位置する千住大川町が4位、西側の隅田川方向にある千住元町が10位と、隣接地域が上位を占めた。区内では建物倒壊危険度と火災危険度で最高ランクの「5」が多く、総合危険度5の地域も17あった。

 「高級住宅街」と「工場の街」の2つの顔を持つ大田区。羽田空港にも近く、京急穴守稲荷駅から徒歩10分ほどの位置にある羽田6丁目は総合危険度が全体の9位だ。町工場と住宅で埋め尽くされ、南側は多摩川に面している。町工場には古材や配管などが置かれているところも。道幅2メートル以下の場所もあり、区が「この先道せまし注意徐行」と呼びかける看板もあった。

 火災危険度が5、総合危険度が5の仲六郷2丁目は、京急雑色(ぞうしき)駅すぐのところにあり、区で最大の店舗数を誇る雑色商店街が中央を横切る。青果店や鮮魚店など、古き良き昭和の匂いが漂う。商店街から細い路地を入ると、平屋や2階建ての住宅がぎっしりと立ち並ぶ。ただ、少し離れた場所には3、4階建ての比較的新しいマンションや広い公園もあった。