【桂春蝶の蝶々発止。】CAが誕生日祝ってくれず「泣けてきた…」!? ゴネたもん勝ちの世の中、日本人は「謝り過ぎ」

航空会社の誕生日サービスが話題となっている=羽田空港

 航空会社のファーストクラスに搭乗した男性が、投稿サイトで不満を爆発させて、話題になっていますね。誕生日に国際線に乗ったのに、客室乗務員(CA)が「祝ってくれなかった」というのです。男性は次のように書き連ねていました。

 《プレゼントが欲しいとか全然思いません。一言でいいんです。その一言でどれだけ素敵な記念に残るバースデイフライトになることでしょう! 期待してた俺がバカでしたね》《最悪のバースデイフライト》《もう泣けてきた…》

 この話題を見て、ゾッとしました。飛行機では今後、誕生日サービスを「受けなければならないのでは?」という恐怖心を覚えました。

 レストランなどで、サプライズで誕生日を祝われてしまう、あの恥ずかしさ。関係のないお客さんまで会話を止めて、一緒に「はっぴーばーすでー♪」と歌われる、あの申し訳なさ。アイスクリームに花火なんかがついてて、「うわぁー、うれしいっ!」とか、偽りの反応を演じなければならない、あのもどかしさ…。

 あの投稿で、機内での誕生日会が「ルール化」されてしまうのですか? 嫌だなぁ…。

 (航空会社広報は『すべてのお客さまの誕生日をお祝いするサービスはありません。『祝ってほしくない』という方もおられますので。会話の中で、喜んでいただけることを考えて対応しております』との返答でした)

 皆さん、世の中は最近、「ゴネたもん勝ち」になり過ぎている気がしませんか? どんな理不尽なことでも、文句をいう人間の声は大きい。そして、そんな要求やわがままに、日本人はすぐに屈してしまう。

 今後は、毅然(きぜん)とした態度で接することも、必要になってくるのではないでしょうか?

 悪質なクレーマーを「モンスター」と言うそうですが、現代社会には、そんなモンスターがたくさん存在します。

 北朝鮮は、世界が認めるラスボス級のモンスターです。韓国も、日本には手ごわいモンスター国家といえます。国際ルールを無視し、慰安婦問題を蒸し返し続け、日本を貶めるやり方には辟易(へきえき)します。

 すべては、われわれ日本人が「謝り過ぎ」なんだと思いますよ。昔は「事なかれ主義」も通用したでしょうが、世界と渡り合っていく時代には、誇りが失われていくだけです。

 そんなことを考えながら、「絶対に機内でバースデーケーキとか、嫌だなぁ…」と自宅で話していたら、嫁さんに「あなた、それはファーストクラスに乗れるようになってから言いなさいよ」と言われました(笑)。

 よし! 頑張ってファーストクラスに乗れた日には、CAさんに機内で祝ってもらうぞ!

 どっちやねん。

 ■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。