【投稿!オレンジ広場】地方の貧困に目を向けて パート勤務者は泣き寝入り、中小ブラック企業の絶滅を

 ■地方の貧困に目を向けて

 先日、地元の地域紙にラブホテルのフロント兼客室清掃のパート募集広告が載っていた。時給750円だという。以前、地元の食品工場の季節パートを一緒にやった友人が、一時期、ラブホテルの客室清掃のバイトをしていたが、けっこうな肉体労働らしい。

 私が住む田舎町で時給が1000円レベルのバイトは、多くがワケありだ。残業が普通で、一般人にはまず続かない肉体重労働だ。

 アベノミクスで株価は上昇したが、賃金は上がらないとメディアは騒ぐ。その一方で、東北の田舎町では時給750円で客室清掃のパートを募集し、その募集広告が騒がれることなく新聞に載る。掲載した新聞の記者たちは時給の低さの異様さに何も感じないのだろうか。

 以前、食品工場の夜勤バイトを半年間やったが、労働基準法無視の現場で、バイト仲間には多重債務者の男性がいた。彼は月々の返済額確保に追い込まれていた。地方の貧困層にも、もっとスポットが当たるべきだ。 (岩手県・53歳、千田晋路)

 ■商業捕鯨の早期再開を!

 安倍首相が24日の衆議院本会議で、「鯨の利用は科学的根拠に基づき持続的に行うべきだ」と述べ、商業捕鯨の早期再開を目指す姿勢を示した。大いに賛成であり、ぜひとも推進していただきたい。

 そもそも、「食」というのは「文化」である。その土地で古くから育まれた先人の知恵を踏襲してきたものだ。他者が「野蛮だ」とか「鯨がかわいそうだ」という意見は入り込む余地はないはずである。

 捕鯨に関しては、とかく情緒的な考えが先走り、科学的な根拠のない方向へ行きがちだが、政府にはぜひ科学的な見地から議論をアプローチし、良い結論を見いだすよう努力してもらいたいものだ。 (東京都・53歳、バス通り)

 ■中小ブラック企業の絶滅を

 政府は働き方改革を提案しているが、パート従業員からすると、その前に中小のブラック企業を何とかしてほしいと思う。

 私が過去に勤務した会社には、交通費を不支給にして日当に加えることで、最低賃金をクリアしようとする会社や、労働基準法に規定するパート従業員の有給休暇や深夜手当を認めない会社などが多かった。

 極めつけは、偽装倒産して日当を支払わなかった会社で、やむを得ず労働基準局に訴えた。しかし、経営者は新しい会社を立ち上げながらも「金がない」と言い、労基担当者からは「裁判所に訴えるしかないが、費用はあなた負担です」と言われて、泣き寝入りするしかなかった。

 大手企業の従業員であればマスコミが騒いで守ってくれることもあるが、パート勤務者は労基に懲罰規定がないこともあって泣き寝入りしかないのだ。民進党や希望の党も、連合に色目を使うだけでなく、私たちパート従業員の声を聴いて中小ブラック企業の絶滅に努力してほしいと思う。(兵庫県・67歳、小松基伸)

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