「平昌五輪」現地の色街に爆死覚悟“チン入”ルポ 50代“娘”に「胸触るならカネ!」

 フィギュアスケートやカーリングで沸く平昌(ピョンチャン)冬季五輪だが、室内競技の拠点となっている江陵(カンヌン)は風紀の悪さが問題になっている。感動の2連覇を果たした羽生結弦(23)目当てに殺到するユヅリストらも眼前に広がる風俗街を見ないで施設にたどり着くことはできない。中年女性が男性客を探しては呼び込む妖しい色街に爆死覚悟で“チン入”を試みた。(金正太郎)

 江陵を訪れるのは10年ぶり2回目だ。当時は小さな事務所のようだった江陵駅はKTX(韓国高速鉄道)の開通で巨大ターミナル駅となった。駅前の密集した風俗宿は一部廃業していたが、多くが当時のまま残されていた。地元では「江陵旅館村」と呼ばれ、10年前は、やり手の中年女性がズラリと陣取り、数メートルごとに「アガシ(娘)、アガシ」と声を掛けてきた。駅前一等地がいきなり色街かよ-と圧倒された記憶が鮮明にある。

 五輪開催中の今回、同じ一帯を、国旗を付けた欧米人や羽生観戦とみられる日本人女性がキャリーカートを引いて通り過ぎていく。

 表向き呼び込みは消えているが、歩調を緩めると案の定、宿の中から中年女性がパッと現れ、「寝場所か? アガシか?」と声をかけてきた。

 「うちはみんな30代以上だよ」と熟女専門をにおわす中年女性の言葉がややひっかかりはしたが、承諾すると、いまにも崩れそうな宿の奥に通された。

 部屋は3畳ほどで、電気毛布で温められたベッドがある。中年女性は扇風機型ヒーターのスイッチを入れると「はい、5万ウォン(約5000円)ちょうだいね。外国人はもっと高いんだけど、あなたは韓国語を分かるので韓国人と同じ値段でいいわ」と先払いを要求してきた。もう逃げられない。

 中年女性は携帯を取り出しアガシを呼ぶ。15分後、トントンとドアがノックされた。悪い予感はしていたが、入ってきたのは50代半ば。おばさん以外の何者でもない。

 「さぁさぁ服を脱いで」。50代半ばの“アガシ”は気ぜわしい。ヒョウ柄のパンティーを脱ぎ捨てる。とともに「何!? あなた○○○小さいわね」と嘲笑、失礼極まりない。

 ムッとはしたが、気を取り直してその“アガシ”を見ると、体は細くて胸に張りがある。そこに手を伸ばそうとすると「ここ触るにはもっとカネよ」とキツい口調で迫ってくる。

 これは早いとこ退散した方がいい。

 「さっき胸触ったでしょう? 追加でカネ、カネ」。猛烈にしつこくなってきた。

 もはや韓国語が分からないフリをするしかなく、右往左往していると、50代半ばの“アガシ”もさすがに面倒くさくなったのか、ヒョウ柄のパンティーを履き直し、風のように去っていった。

 “地雷原”のような風俗地帯はソウルなどの大都市では減ったが、地方都市では健在だ。江陵駅前はこの旅館村以外にもデリヘル嬢を呼べそうなモーテルや色気たっぷりのお嬢さんがいるカラオケ、韓国版ソープなど艶っぽい街並みが広がる。

 地元紙を繰ると、旅館村には再開発計画があったが、結局、五輪に間に合わなかったようだ。

 色街は韓国だけでなく、世界中どこにでもある。だが、江陵オリンピックパークに向かうシャトルバス発着場や外国人が宿泊するホテルの目と鼻の先のエリアでネオンが煌々と光るのは、過去の五輪開催地でも江陵ぐらいだろう。