山尾志桜里氏“復帰戦”は「華々しさも、新しさも感じられない。残念」 ジャーナリスト・安積明子氏が採点

山尾氏は文春砲で牙を抜かれたのか=22日午後、衆院第1委員室

 ダブル不倫疑惑報道を引きずる、立憲民主党の山尾志桜里衆院議員(43)が22日、予算委員会の質問に立った。昨年10月の衆院選以降、初めての登場で、待機児童問題や憲法改正問題について取り上げたが、「民進党のジャンヌダルク」と呼ばれた迫力は感じられなかった。

 山尾氏は濃紺のスーツ姿で質問席に立った。一昨年2月、「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログを国会で取り上げて注目を集めただけに、この日も待機児童問題を取り上げ、政府のデータについて「数字がバラバラだ」「根拠が薄弱」などと噛み付いた。

 さらに、憲法9条の2項を維持したまま自衛隊の存在を明記する安倍晋三首相の改憲提案について、「(2項を残せば)違憲、合憲の議論はなくならない」などと疑問を投げかけた。

 安倍首相は「そういう議論を払拭するのが私たちの使命だ」と強調し、与野党に議論の加速を促した。

 親和性があるのか、朝日新聞はネットで「山尾氏、首相に待機児童のデータを追及」「首相に9条改憲案を追及」などと速報していたが、永田町関係者はどう見たのか?

 政治ジャーナリストの安積明子氏は「華々しさもなく、新しさも感じられなかった。残念だ」といい、続けた。

 「待機児童関係の数字について聞いていたが、『こじつけ』という印象だ。匿名ブログを取り上げた際は正義感が出ていたが、今回は『待機児童は山尾志桜里よ』というアピールを感じた。憲法についても、山尾氏は『立憲的改憲』や『リベラルからの9条改憲』を提唱していたはずだが、それはどうしたのか? 質問事項について、政策顧問にした(文春報道のお相手である)イケメン弁護士と綿密に詰めてきたのか疑問に思った」

 復帰戦としては、厳しい採点にならざるを得ないようだ。