チンギス・ハン侮辱漫画に朝青龍が激怒、外交問題に発展 小学館は平謝り

元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏

 日本の子供向け漫画雑誌で“モンゴルの英雄”を侮辱されたとして、元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(37)が大激怒、モンゴル外務省が日本の外務省に抗議する“外交問題”に発展した。

 「よっぼど中国人がましや!!あれ得ない!!悲し涙!!大好きな日本人がこんな風に!!」(原文ママ、以下同)

 元朝青龍が22日、ツイッターで怒りをあらわにしたのは、15日に小学館から発売された月刊コロコロコミック3月号に掲載された『やりすぎ!!!イタズラくん』というギャグ漫画。24時間イタズラのことを考えている主人公が、モンゴル帝国の初代皇帝チンギス・ハンを「チンチン」と呼び、肖像画の額に男性器を連想させる落書きをする描写があった。

 元朝青龍はツイッターで画像をアップし、「我が国東アジアで一番の平和である国!!日本国まりに日本と平和国ありますか?てきばっかりの国々!!なぜこんな事おかした?」と怒りをぶちまけた。

 大統領特使に任命された元朝青龍が、外交ルートで抗議をするというツイートをモンゴル語で行ったことで問題は大ごとに。日本の外務省は23日、駐日モンゴル大使を通じてモンゴル外務省から、同国内で批判が上がっていると抗議があったことを明らかにした。

 小学館は同日、コミック局役員らがモンゴル駐日臨時代理大使に謝罪。後日改めて大使館に出向いて謝罪と説明を行うという。

 同社広報室は「モンゴルの英雄であるチンギス・ハーンに関する不適切な表現があったことにより、モンゴル国国民の皆様をはじめチンギス・ハーンを敬愛する全ての方々にご不快の念を抱かせましたことを、深くお詫び申しあげます。今後はかかる事態を起こさないよう、モンゴルの歴史・文化に関する知見を深め、一層の配慮をして参る所存です」と平謝り。

 漫画のタイトルのとおり、度の過ぎた“イタズラをやりすぎ”たようだ。