韓国検察が李元大統領の長男を聴取 収賄疑惑絡みか

李元大統領

 韓国検察は25日、李明博(イ・ミョンバク)元大統領が事実上の所有者とみられる自動車部品製造会社「ダース」の専務で、長男の李始炯(イ・シヒョン)氏を事情聴取した。検察は、李元大統領が同社に絡んで賄賂を受け取ったとみて捜査しており、裏付けを進めているもようだ。聯合ニュースが伝えた。

 検察は最近、李元大統領の側近で金庫番とされる人物を逮捕するなど、捜査を拡大してきた。長男が聴取されたことで、李元大統領への事情聴取が秒読みに迫ったとの見方が浮上している。

 検察は、大手財閥サムスングループがダースの米国内での訴訟費用を数億円肩代わりしたとして、サムスン元幹部を15日に事情聴取。李元大統領側の要求を受けて肩代わりしたとすれば、贈収賄が成立するとみている。

 聯合によると、李始炯氏は、李元大統領が大統領在任中の2010年にダースに入社し、約4年で専務に昇進した。(共同)