【編集局から】「NEM買ってた…」落ち込んでいた友人から意気盛んなメッセージ「もう1回くる」

 高校の同級生の誕生日にかこつけて、同郷の友人たちが都内某所に集まった1月27日の飲み会。主賓の元気がありません。前日にコインチェック(東京・渋谷)で発覚した仮想通貨流出事件をネタに、「まさかNEM(ネム)を買ってたとか?」とからかったら…。

 「買ってた」とそのまさかの答えが。肩を落とす友人に周囲はかける言葉が見つからず。祝いの席が一転、励ます会になってしまいました。

 あれから1カ月余が過ぎた8日。LINEに「来週中にもNEMの補償方法発表!」と欣喜雀躍のメッセージが届きました。すっかり立ち直った友人は「爆発的なバブルはいったん終わり。次は大手企業参入でインフラ整備ができてから、もう1回くるといわれてる。ITバブルと同じ」とまだまだ仮想通貨への投機に意気盛んです。

 そういえば、事件直後のニュース映像でコインチェックの和田晃一良社長(27)を初めて見たときの「こんな若い人が…」という驚きと違和感は、プロ野球参入をぶち上げたライブドアの堀江貴文社長(当時)の存在を知ったときの感覚と似ている気もします。ITバブルのような大波が再来するのでしょうか。(運動部・笹森倫)