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【室谷克実 新・悪韓論】野党や現代自に報道「官」!? 機械翻訳素通りお粗末記事、韓国紙の日本語サイトだけじゃない 時事通信しっかりしろ (2/2ページ)

 しかし、「これは許せない」と、本当にあきれて怒ったのは、2016年11月4日の時事通信社配信の記事だ。これはブログではない。地方紙向けの配信記事だ。

 「大統領談話も沈静化せず=野党反発、退陣要求を示唆-韓国国政介入」との見出しで、「第2野党『国民の党』も同様の要求をし、対応しない場合は『弾劾の道に乗り出すしかない』(首席報道官)と警告した」とある。

 現地特派員による「現地紙の機械翻訳」に端を発するのだろう。しかし、記事を受け取った外信部デスクも、記事を改めてチェックする整理部デスクも、「野党の首席報道官」という表現に「あれ、何という表現か」ともひらめきすらしなかった結果だ。

 時事通信社は、小生が42年間もお世話になったマスコミだ。そのうち10年近くは整理部デスクにいて、記事チェックをしていた。

 「俺がいたら、こんな原稿が絶対にそのままでは通過させないよ」と言えるが、何たる体(てい)たらくか。

 韓国紙の日本語サイトの記事を読む日本人が増えているらしい。「キムチ速報」などへのアクセスも増えているらしい。歓迎することだが、翻訳を100%信じてはいけない。

 「正しい日本語」の身構えも、常に持っていなければならないと、忙中閑で述べておく次第だ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

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