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【室谷克実 新・悪韓論】韓国社会「北朝鮮体質」への道に一直線 朴正煕政権下に戻った検察の職権乱用 (2/2ページ)

 サムスン財閥の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長(=特別検察官が17日、贈賄や横領、偽証の容疑で逮捕した)に対する1月12日の取り調べは、「午前9時半ごろから22時間に及ぶ長時間の聴取」だったと、聯合ニュース(17年1月13日)は伝えている。

 「22時間に及ぶ長時間の聴取」に対して、「人権問題」との批判世論が起きないのは、サムスン財閥が悪辣(あくらつ)なことを散々してきたからだろう。とはいえ、文政権のためのウオーミングアップ過程で、朴正煕(パク・チョンヒ)政権下での北スパイ容疑者に対する取り調べ方式が復活したとは言えまいか。

 文政権が正式にスタートすれば、検察は「体制の番犬」の立場になり、政権が煽り醸成する「社会的公憤」を背景に、保守政治家、財閥総帥を標的にして、「職権乱用」を続けるのだろう。

 もちろん、「反日教」の教義に反するような言動をしている人物に対しても、同様だろう。

 それは、とりもなおさず「韓国社会の北朝鮮的体質化」への道だ。体制内の「悪」を庇護することにより、左翼政権への道をつくった朴大統領の罪は極めて重い。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

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