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【室谷克実 新・悪韓論】まさに「三百代言」文政権 発言と真逆…“口頭欺術”駆使して「THAAD」配備手続きも遅らせ (2/2ページ)

 で、指名してみると、首相以下みんな、(1)~(5)の中の1つか2つに引っ掛かっていた。すると「瑕疵(かし)はあれ、国策遂行のために欠かせない人物だから」と“三百代言”を始めた。

 その次の任命人物たちもヤバいと分かると、野党が追及する前に「事前の瑕疵事項発表」をして“自首したのだから、見逃して”と、恥じらいもなく始めた。

 もう笑い話だ。

 しかし、その裏で、検察、軍部に対する「サラミ・タクティクス」(=右から次々に薄く切っていく戦術)が冷厳に進んでいる。

 「退役准将」を、国家安保室の次長に据えた人事だけで、軍内主流に対する意図がよく分かる。退役准将-軍内では「どこにいたバカか」だろうが、「こんなバカの命令には服せない」と思ったら退役しかない。

 独禁法関連の人事や、公務員採用計画を見れば、この国はいま、公務員過剰の「暗くて時代遅れの社会主義体制」へと進んでいる。

 文氏は本質的に「反米・親北・親中」だ。だが、韓国の世論は、彼の支持者ですら「防衛は米国に」が多数だ。その手前、「悩めるコウモリ」を装っているが、本質は「レッド・チーム」だ。

 それで“口頭欺術”で米国を挑発し、米国が怒って「在韓米軍撤収だ」と言うのを待っている。

 国内はもとより、海外の同盟国にも“口頭欺術”を駆使する「三百代言の国」に、未来があろうはずはない。日本と米国は東アジアの安保を「韓国抜き」で再構築していかなくてはならない。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

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