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文在寅大統領を誕生させた韓国「棄民」12人の叫びを現地直撃 (2/2ページ)

 ●30代女性/飲食店店主

 私は日本のアイドルグループ“嵐”の大ファンです。韓日の往来が盛んな今日、互いの国の芸能人のファンも増え、好感度も増しているはず。それなのに、両国は今でも「近くて遠い国」と言われています。それは韓日両国民にとって不幸なことです。

 ●40代男性/仏教関係者

 選挙にしても、慰安婦など日本を巡る歴史問題にしても、そして経済問題にしても、偏った考え方や主張を鵜呑みにする人が、どの年代にもいます。いまの韓国社会は人々がギスギスしていて分裂が激しい。もっと互いに配慮する社会になるべきです。

 ●30代女性/主婦

 私は文大統領には投票しませんでした。理由は……何となく信頼できないイメージがあったから。中国と友好関係を築くことは良いことですが、PM2.5など中国を巡る諸問題について、子を育てる親としてなし崩しにされることは絶対に許せません。

 ●60代男性/失業者

 私はタバコの値下げを公約した保守系の洪準杓候補に投票しました。私たち失業者は月70万ウォンの失業手当を1年限定で受け取るが、タバコすら高くて買えず、楽しみもない。文大統領はホームレスや困窮者にも目を配る政策を実行すべきです。

 ●30代男性/セウォル号事件の活動家

 国民から甘い汁を吸い取る既得権益者たちを一掃する必要があります。彼らが起こした悲劇の最たるものがセウォル号事件でした。文大統領はセウォル号事件の解決を約束しましたが、政治の舞台から既得権益者を排除することはそう簡単ではありません。

 ●20代女性/大学院準備生

 文大統領に投票した人はイメージ優先で入れたのでは? 様々な公約を掲げていますが、本当に実現できるかは怪しい。韓国企業は経験者だけを求めるため。未経験で何年も就職できず、どんどん年をとってしまう人が多い。就職難の解決が急務です。

 ●20代男性/学生

 この国には生活に困窮する若者がたくさんいます。アルバイトの最低賃金が低すぎて、苦学しながら就職難に耐えている若者も多い。そうした状況を打破するためには、青年問題を専門的に扱う新省庁の設立が必要。それが文大統領の責任です。

 ※SAPIO2017年7月号

NEWSポストセブン
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