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【室谷克実 新・悪韓論】平昌五輪“無関心”の文大統領 開催まで8カ月…6月補正に「関連」予算なし、国内メディアにも“特筆”なし (2/2ページ)

 中央日報で「文在寅 平昌」を検索したところ、文政権発足後の記事としては3つしかヒットしなかった。うち2つは長い論説記事の中に「文在寅」と「平昌」の文言があるに過ぎなかった。もう1つは、自民党の二階俊博幹事長との会談の際に「平昌冬季五輪の成功のために、日本人観光客の韓国訪問を支援する方法」についても話題になったという記事だ。

 聯合ニュースの韓国語サイトで検索したところ、40件ヒットした。さすが国営通信社と思ったが、大部分は「文在寅」と「平昌」の文言があるだけの記事だった。直接の言及も文化体育相任命の記事などいくつかあったが、いずれも「付け足し」の発言。

 5月25日に就任後初の首席秘書官・補佐官会議で、さまざまな指示を発したことを伝えた記事の最後の方に「国民的関心が低い…予算確保・事後活用など全般的な問題を点検して大会成功に導く方案を講じるよう」とあるのが、せいぜいだった。

 メーン会場周辺でも、宿泊施設の絶対数が足りず、交通の便が改善される見通しもない。

 そうした中で、開会式は夜8時から4時間、屋根のない競技場で行われる。こんな時間帯になったのは電飾と花火の効果を最大限に示すためらしいが、風が吹いたら体感気温はマイナス15度になるという。

 二階氏がどう熱弁を振るおうと、「行ってみよう」と思う日本人が、どれほどいるだろうか。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

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