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【2017都議選 首都決戦】小池氏に追い風、議席50超の分析も 下村氏に文春砲&豊洲問題争点ならず (3/3ページ)

 自民党選対関係者は「本当は『築地・豊洲両立案』を猛批判したい。だが今、あの問題を取り上げると、小池氏に好意的な自民党支持層の票を失う恐れがある。『築地・豊洲両立案批判=小池批判』と受け止められかねない。辛いところだ」と明かす。

 だが、このままでは、トータルで1兆円規模の支出(負担)が生じかねない「都議選の焦点」が、有権者に伝わらないまま選挙戦が終わってしまう。これでいいのか。

 政治評論家の小林吉弥氏は「官邸や自民党本部は選挙後を見据えて、『小池氏とのパイプを残しておきたい』と考えているのではないか。露骨な『反小池キャンペーン』を繰り返せば、従来の支持層が離れると考えているようだが、オブラートに包んで批判しても大差はない。ここまで逆風が強くなれば、旧来の支持層を固めた方が得策だろう」という。

 まったく違う指摘もある。

 著書『「小池劇場」が日本を滅ぼす』(幻冬舎)がベストセラーになっているジャーナリストの有本香氏は「自民党は小池氏を批判せず、実績を地道に訴える作戦で戦っているが、これでは勝てない。小池氏が豊洲新市場への移転を先延ばししていることで、都民は不利益を受けているのだから、自民党は小池氏の『失政』『不作為』を批判すべきだ。自民党はチャレンジャーとして戦っていくべきではないか」と語っている。

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