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金正恩体制は「大阪兄妹」が仕切ることになる (1/3ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長が目指すのは、やはり血を分けた兄妹を頂点とする「金王朝体制」のようだ。

 北朝鮮で10月7日に開かれた朝鮮労働党中央委員会第7期第2回総会で、金正恩氏の実妹である金与正(キム・ヨジョン)氏が朝鮮労働党中央委員会政治局委員候補に選出されたのだ。

 ■金正恩のルーツは大阪

 朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は8日、金与正氏が中央委員会に選出されたことを写真入りで報じた。金与正氏は、これまでも北朝鮮のプロパガンダを担当する労働党宣伝扇動部副部長の要職にあるとされていたが、労働党の中でも最上位機関である政治局の委員候補に選出された。これによって、金与正氏は今まで以上に党事業、すなわち国家運営に深く携わることになる。

 なぜ、この時期に金与正氏が公式に要職に就いたのだろうか。

 金正恩氏は、朝鮮労働党のメンバーを若返りさせようとしている言われている。それでも序列の上位に並ぶ60代から80代ぐらいと見られる重鎮たちが、まだまだ健在である。諸説あって金与正氏の正確な年齢は不明だが、20代後半から30代初めと見られる彼女が党政治局の一員となるのは、これまでの北朝鮮の人事では考えられなかったことだ。もっとも金正恩氏は27才で北朝鮮の最高指導者になったわけだが…。

デイリーNKジャパン
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