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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「迷」》人を迷わせる政治家 (1/2ページ)

 バブル経済が華やかなりし頃、私の母はパーティーコンパニオンの仕事をしていました。ホテルの宴会場などで行われる立食パーティーで飲み物を運んだり話し相手をしたりするのが仕事で、職能団体や企業が主催するパーティーに政治家が訪れることも時々あったそうです。

 あまり政治に詳しくない母ですが、その母の心を迷わすほどの“オーラ”を放っていた政治家がいました。元首相の海部俊樹氏です。自民党支持者ではない、どちらかといえば政治信条は野党寄りだった母ですが、「キラキラしていて、これはただ者ではない、という雰囲気だった」と海部氏の印象を振り返ります。

 母がものすごいオーラを感じた直後、海部氏は昭和生まれとして初めての首相になりました。まさに、政治家としての絶頂期。しかし、2年数カ月後、政治改革関連法案をめぐって党内に「海部おろし」の嵐が吹き荒れ、海部内閣は総辞職してしまいました。

 その後、母は別のパーティーで海部氏を見かけたといいます。同一人物かと疑ってしまうほど、オーラのない中年男性になってしまっていたそうです。

 オカルト現象や占いを信じているわけではありませんが、芸能界などでもしばしば「オーラ」は話題に上ります。写真で見てもそうでもないのに、動いている姿が魅力的な俳優は多いです。会ってみると、驚くほど心をつかまれる女優もいます。見た目の美醜だけではない、オーラに左右されるのが“人気商売”の宿命と言えそうです。

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