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【室谷克実 新・悪韓論】文政権が目指す「右へ不可逆体制」 官庁には革命委、民間には恫喝…もうすぐ何も言えない社会に (2/2ページ)

 政権から言わせれば、何事も「ロウソク革命精神」による「自主的な動き」だ。「新規立法事項」ではないのだから、国会は“お手上げ”だ。それでも、国会の保守野党は声を上げているが、いずれ「行政、立法、司法から独立した機構」という第四権の取り締まり組織が立ち上がる。

 保守野党の議員と、保守系マスコミが標的だ。

 “ニコニコおじさん”は「私の側近は常に異見を言うべきだ」といったきれい事だけ述べつつ、実態は行政機構の“恫喝”により、何事も「彼らの自主的措置」として「暗くて赤い社会」への改造を進めているのだ。

 純民間組織である貿易協会の会長が「辞めろというメッセージを受け取ったから」と言って辞めたのは、「自主的ではない」ことを示した、せめてもの抵抗だろう。が、そんなことすら、いずれ言えなくなるだろう。

 そんなことを言ったら、ナチスの突撃隊のような「ロウソクデモ隊」に自宅を取り巻かれてしまうからだ。

 文グループは「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の失敗」に学んでいる。だから、その「コウモリのような外交政策」に目を奪われて、「本当は親米だ」「親中だ」と論争するのは愚の骨頂だ。彼らの本質は、静かに進む内政にこそ見て取れる。

 彼らの本質は「王朝制の北」に親近感を抱きつつ、韓国型「共産体制」を目指している。文氏とは「左翼のヒトラー」と見るべきなのだ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

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