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【新・カジノ情報局】厳格規制はダレのため?ナンのため? 日本人抜きならインバウンドも減 (1/2ページ)

★世界と戦えるカジノにしよう(1)

 紆余曲折の末、ようやく日本にもカジノが出来ることになった。せっかく作るなら世界に通用するカジノでなければならないが、そのためにはどうすればいいか数回に分けて考えてみたい。

 今回注目するのは日本人が陥りがちな悪い癖。その一つが本来の目的を見失ってしまうことだ。

 【本来の目的を見失う、日本の悪い癖】

 五輪のメーン会場となる新国立競技場を思い出していただきたい。当初、世界一の競技場をアピールしていたので、どんな世界一かと思いきや、防犯や防災のハイテク技術の見本市のような構想となり、本来の目的である陸上競技場としての機能が後回しにされていた。やがて国民からの大ブーイングを受け、一からやり直す羽目になった。

 だが笑ってはいられない。カジノでもその気配があるからだ。

 【なぜか世界一厳しいカジノを打ち出した政府】

 政府はこの夏、カジノ法案の元となる素案「特定複合観光施設区域整備推進会議取りまとめ」を発表したが、その中で打ち出されたのが「世界一厳格なカジノ」という方針だ。その柱が、カジノ運営会社に対する「厳格な参入規制」と、客への「厳格な入場規制」で、問題は後者のほう。

 日本人ならびに日本在住の外国人の入場の際にマイナンバーカードの提示を義務づけた上、1万円とも噂される入場料を課すというものだ。

 身のまわりのカジノファンに聞いたところ、そんなカジノには誰一人として行きたがらないし、高い入場料を取られるくらいならマカオや韓国に行くという。

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