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アンゴラ、北朝鮮労働者を全員追放 (1/2ページ)

 北朝鮮と長年にわたり友好関係にあるアフリカのアンゴラが、自国に滞在していた北朝鮮労働者全員を出国させたと、現地紙ジョルナル・デ・アンゴラが報じた。

 テテ国務長官(外交担当)は、同国に滞在していた北朝鮮労働者153人のうち55人が19日、首都ルアンダの空港から出国したと述べた。また、テレビ局のアンゴラ24は、残りの北朝鮮労働者も20日に出国したと報じた。

 ■銅像を制作

 この措置は、今年9月に国連安全保障理事会で採択された制裁決議2375号の履行の一環だ。テテ氏は、国際的義務を果たさなければならないとし、雇用契約が満了したため、北朝鮮労働者を出国させたことを明らかにした。

 北朝鮮の万寿台(マンスデ)創作社は、アンゴラとの合意に基づき、一般の建設工事に加えて、初代大統領のアゴスティニョ・ネト、17世紀にアンゴラを治めていたギンガ女王の銅像を含む、複数のモニュメントの建設を行っており、153人はその現場で働いていた。万寿台創作社は、国連安保理制裁決議2371号で制裁対象となっている。

 (参考記事:手抜き工事にピンハネ疑惑…トラブル続発の北朝鮮「アフリカ銅像ビジネス」

 米国のティラーソン国務長官は17日、アンゴラを含むアフリカの30カ国に対し、北朝鮮都の外交関係の格下げ、経済交流の断絶を求めていた。

 アンゴラ政府関係者は、「北朝鮮は、アンゴラの歴史を通して友好国であった」とし、外交関係の断絶は行わないとしている。

デイリーNKジャパン
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