記事詳細

【慰安婦問題いまだ終わらず】「慰安婦性奴隷」登録阻止へ激闘! ユネスコ、第2R突入でこれからが勝負 (2/2ページ)

 協会はユネスコに意見書を出し、「ユネスコは反イスラエルと反日に政治利用されている。悲劇を誇張するためにホロコーストを使ってはいけない。ユネスコは設立当初の理念に戻るべきだ」と主張した。

 中韓日などの申請は、元慰安婦の描いた絵なども含めて2744点もあった。その中に米国立公文書館が保存する戦時中の文書が含まれていることが分かった。われわれが申請した文書とほぼ同じものと思われる。慰安婦の定義がまったく違うのに、同じ文書を申請しているのはおかしなことだ。

 そこで、私たちはユネスコに申請者間で協議を持つことを提案した。日本の学者100人もユネスコに関係者に対話の機会を提供するよう求める声明を出してくれた。だが、ユネスコからは何の反応もなかった。

 ユネスコは10月末、両申請の登録判断を見送り、申請者間の対話を促すと発表をした。これまで「慰安婦性奴隷」の一方的な主張側にあった国際機関が、私たちの主張の存在を認めたのは非常に画期的なことだ。

 誰もが、われわれの負けを予想した第1ラウンドは引き分けとなり、思いがけない第2ラウンドの「対話」が用意された。これからどうなるか分からない。しかし、われわれは精いっぱい努力する。読者の方々には、ぜひ応援いただきたい。

 慰安婦問題いまだ終わらず。ユネスコを舞台にこれからが勝負だ。=おわり

 ■山本優美子(やまもと・ゆみこ) 「なでしこアクション」代表。上智大卒。保守系活動にボランティアで関わるうちに慰安婦問題は女性が取り組むべきと考え、2011年に「正しい歴史を次世代に繋ぐネットワーク~なでしこアクション」を立ち上げ、代表となる。海外の邦人女性とも連携し、対外発信、国連対策にも取り組む。著書に『女性が守る日本の誇り-「慰安婦問題」の真実を訴えるなでしこ活動録』(青林堂)、共著に『国連が世界に広めた「慰安婦=性奴隷」の嘘-ジュネーブ国連派遣団報告』(自由社)など。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう