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【共産党研究】マルクス主義と決別して党名変更するべき 社会主義目指している党員ほぼ皆無では? (2/2ページ)

 インタビューの最後では、「21世紀から22世紀をも展望しながら、日本に理想社会をつくる…政党です。党名には、その目標が体現されて」いるというのだ。目標到達まで、まだ100年以上かかるというのだ。こんなものは目標とは言えない。

 小池晃書記局長が「名前を変えろということはロマン、目標を捨てろということになる」と述べたらしいが、現存している人々が死に絶えている先の目標に、そもそもロマンが持てるのか。

 不破氏らの言い分は、マルクス主義の敗北宣言に等しい。

 個々の共産党員に対する評価は、「まじめ」だというものが多い。政党助成金を受け取っていないことに対しても、評価する声も少なくない。ブレない政治姿勢(=憲法などは大ブレ)も好感を持たれている。いま共産党に社会主義を目指して活動している党員など、ほぼ皆無のはずだ。党名変更という提起をすれば、党内からも大いに歓迎されるのではないか。

 マルクス主義と決別し、党名を変更することこそ、これまでの壁を打ち破っていける道だと思うのだが。=おわり

 ■筆坂秀世(ふでさか・ひでよ) 1948年、兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に入行。18歳で日本共産党に入党。25歳で銀行を退職し、専従活動家となる。議員秘書を経て1995年に参院議員に初当選。共産党のナンバー4の政策委員長を務める。2003年に議員辞職し、05年に離党。評論・言論活動に入る。著書に『日本共産党と中韓』(ワニブックスPLUS新書)、『野党という病い』(イースト新書)など。

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