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【日本を守る】日本を守ってきたのは“平和憲法”ではない 刻々と迫る北の脅威で鎧となる「日米同盟」 (1/2ページ)

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 私はこの原稿を米ワシントンで書いている。

 ドナルド・トランプ米大統領が12日間にわたるアジア歴訪の旅から戻った日に、ワシントンに着いた。

 トランプ氏は「アジア戦略」についてズブのアマチュアだったから、安倍晋三首相が描いた台本(シナリオ)に沿って踊らなければならなかった。トランプ氏が安倍一座の役者となった、といってよかった。

 両首脳は、赤坂迎賓館の池で、並んで緋鯉(ひごい)に餌をやった。安倍首相が予定を急いで、餌が残った袋を逆さにして池にあけたところ、トランプ氏も慌ててまねて、袋を逆さにして子供のように従った。

 安倍首相は、トランプ氏が大統領に当選した直後に、ニューヨークのトランプタワーに駆けつけ、2人の間に“個人的な友情”を結んで以来、国際政治の先輩・後輩のような絆をつくってきた。

 安倍首相は、トランプ氏を東京でかつてなかったほど厚遇した。韓国も中国も、日本に負けていられなかったから、慌てて日本に倣わねばならなかった。米国の大統領がかつてアジア各国で、これほど厚い赤絨毯の上を歩いたことはなかっただろう。

 もっとも、日本としては、北朝鮮の脅威が刻々と迫るなか、米国にすがりつくほかなかったから、トランプ氏を最大限に歓待せざるを得なかった。日本は“平和憲法”の専守防衛によって縛られて、北朝鮮と戦う能力をからっきし欠いているから、米国に頼るほか生き延びる方法がない。

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