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【日本を守る】日本を守ってきたのは“平和憲法”ではない 刻々と迫る北の脅威で鎧となる「日米同盟」 (2/2ページ)

 日本が独立を回復してから、今日まで日本を約65年にわたって守ってきたのは、「日米同盟」といわれる日米安保条約であって、日本国憲法ではない。どうして、こんな簡単なことが理解できないのだろうか。

 日本国民がきな臭いことを嫌うのは理解できるが、もし、安倍内閣が民主党などの反対を押し切って、安全保障関連法を成立させていなかったとしたら、「日米同盟」という鎧(よろい)が綻びていたことだろう。

 「平和憲法」は「万邦無比」(=世界に例がない、日本だけが持っている)のものだ。

 先の大戦末期に、狂信的な国粋主義者や高級軍人たちと、朝日新聞が「神州不滅」を唱えて、本土決戦を「一億総特攻」によって戦うことを叫んだが、「平和憲法」も大和魂と呼ばれた精神主義と同じものだ。

 先の大戦の惨憺(さんたん)たる敗戦に、まだ懲りていないのだ。立憲民主党の枝野幸男代表には、大戦末期の陸軍将官の軍服が、よく似合うと思う。

 ■加瀬英明(かせ・ひであき) 外交評論家。1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、エール大学、コロンビア大学に留学。「ブリタニカ百科事典」初代編集長。福田赳夫内閣、中曽根康弘内閣の首相特別顧問を務める。松下政経塾相談役など歴任。著書・共著に『小池百合子氏は流行神だったのか』(勉誠選書)、『「美し国」日本の底力』(ビジネス社)など多数。

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