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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「白」》本当に“ポスト安倍”?自民・岸田文雄政調会長に白けムード (1/3ページ)

 自民党の岸田文雄政調会長といえば、永田町では安倍晋三首相(党総裁)の「ポスト安倍」の最有力候補として注目される政治家だ。特に12月のこの時期は、平成30年度税制改正大綱の協議や30年度予算編成などが大詰めを迎えるため、党の政策責任者として能力を発揮し、実績を誇示できる絶好の機会だ。だが肝心の「岸田カラー」は見えない。党内からも「岸田さんは何をしたいのかわからない。総裁選に出る資格はない」(中堅)などと白けたムードも漂い始めた。

 例えば、政権の看板政策「人づくり革命」実現に向けて8日に閣議決定した2兆円規模の政策パッケージ。幼児教育無償化では、3~5歳児のすべての子供の幼稚園、認可保育園、認定こども園を無償化するとした一方、認可外保育園に関しては無償化の対象範囲決定が先送りされた。

 この政策に対しては党内から異論が噴出していた。世帯年収にかかわらず、認可保育園を一律に無償にすれば高所得者に有利になる。認可外保育園の無償化を見送ったことにも批判が出た。

 認可外施設を利用している人の多くは、地域で待機児童の解消が進まないために希望した認可保育園に入れず、職場復帰のタイミングなど家庭の事情で仕方なく認可外に子供を預ける。こうした認可施設に比べて格段に高い保育料を払い続けている保護者こそ助成対象ではないのか。

 さらに言わせてもらえば、保育園の利用料を無料にするとどうなるか。需要と供給のバランスからみれば、無償化・負担軽減は保育サービスの価格低下を意味する。保育へのニーズはさらに増え、待機児童問題は深刻化するおそれがある。

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