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【江田憲司 俺がやらねば】「すれ違い答弁」に終始、安倍首相に求められる「度量」 口では殊勝な言葉を連発しながら… (2/2ページ)

 安倍首相も、口では「丁寧に」「謙虚に」などと殊勝な言葉を連発しながら、実際は木で鼻をくくったような従来通りの答弁に終始。とにかくかみ合わない「すれ違い答弁」をしていれば、時間切れで終わりという魂胆が見え見えで、これも選挙圧勝で「何をやっても、何が起こっても国民は支持してくれる」と高をくくっている証拠でしょう。

 北朝鮮危機の問題もこんなに深刻化しているのに、野党や国民には「由(よ)らしむべし、知らしむべからず」。こういう危機の時は「与野党の別なく、国を挙げた対応」が必要なのに、この内閣は、他の案件も含め、一回も「与野党党首会談」を開いたことがない。

 確かに、外交・安全保障は、一義的には内閣、政府の専管事項ですが、「すわ危機!」となった時に、緊急立法や国会承認などの迅速な国会対応をするためには、少なくとも野党でも要路にある一握りの人間には厳重な「箝口(かんこう)令」を敷いた上で、来るべき時に備えた情報提供をすることはあってしかるべきでしょう。

 そういえば、第1次北朝鮮危機(1993年3月~94年6月)の時には、当時の官邸から、野党自民党の幹部には、機密情報がもたらされていたと故橋本龍太郎元首相から聞いたことがあります。安倍首相にも、そのぐらいの度量がほしいですね。(江田憲司・民進党前代表代行)

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