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トランプ氏、中露は「米国に挑戦するライバル」 政権初、国家安全保障戦略発表の狙い (2/2ページ)

 さらに、「核・ミサイル開発」などを強行する北朝鮮と、テロを支援するイランを「ならず者政権」と非難し、ならず者政権と修正主義国家、過激派組織「イスラム国」(IS)など国際テロ組織の3つを米国への「挑戦者」と位置づけた。

 トランプ政権の新戦略の狙いは、何か。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「政権初の国家安全保障戦略で、国内向けに『強い米国』を打ち出した」と指摘する。

 拓殖大海外事情研究所所長の川上高司教授は、新戦略について、ハーバート・マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当、陸軍中将)らがまとめたと指摘し、次のように解説した。

 「中露に対し、強硬的な姿勢を打ち出しているように見えるが、直接的表現はトーンダウンしている。相手国を脅しながら、利益を得ようという『ディール(取引)外交』を重んじるトランプ氏の意向を反映しているのではないか」

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