記事詳細

【小池百合子 強く、そしてしなやかに】豊洲を新たな中核市場に 産地や消費者など様々なニーズに対応できる機能を (2/2ページ)

 問題点として浮かびあがった都庁の縦割り組織を改めるため、幹部が情報を共有する「都庁マネジメント本部」を設置した。月に数回、局の垣根を越える都政の喫緊の課題を議論する場である。また、市場に関しても局横断で話し合う場を設け、市場を介さない直取引が増える中で、いかに持続可能な市場にするかという点にも目を向けた議論がなされた。

 年内に開業日が決まり、いよいよ今後は引っ越し準備や店舗の整備など移転に関する具体的な動きが加速する。移転完了後の築地は、2020年東京五輪・パラリンピックの輸送拠点とし、輸送ルートの環状2号線を通す作業を進める。

 豊洲市場は、品質・衛生管理の強化、効率的な物流の実現といった産地や顧客、消費者のさまざまなニーズに対応できる機能を備えた市場として育てていくつもりだ。また、地域にとっても誇れる施設となるよう、さまざまな魅力を生かしながら活気やにぎわいを産み出したい。

 物流が激変するなかでも、豊洲市場が日本の新たな中核市場として成長するために、今後も市場業界団体や地元の江東区などをはじめとする関係者の方々と意見交換を重ねながら、万全の体制で開場を迎えたい。(小池百合子・東京都知事)

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう