記事詳細

中国が悪用、続くウーマン村本“沖縄発言”余波 評論家・宮崎氏指摘「素人起用するメディアの問題」 (2/2ページ)

 村本も番組後、自身のツイッターで、《明と冊封関係を結んでおり、琉球が明の従属国となる》とのネットの記述を引き合いにして、「これを読んでの咄嗟(とっさ)の拡大解釈でした、反省」と釈明した。

 ただ、中国側はこの騒動を見逃さなかった。

 人民日報系の環球時報(2日、電子版)が、村本の発言を報じたほか、中国人のネットユーザーから「真実を言って、小日本の国民にボイコットされない?」「よく言った、もともとは中国のもの」「日本の教育最高」といった投稿が相次いでいる。

 中国は尖閣諸島だけでなく、沖縄全体についても「(沖縄は)明・清両朝の時期には中国の藩属国」「日本には琉球の主権は無い」といった記事や論文をメディアに掲載するなど、領土的野心を隠そうとしない。

 隣国の情報戦に、日本はどう向き合うべきか。

 中国情勢に精通する評論家の宮崎正弘氏は「(テレビ朝日が)村本のような素人を起用したことに問題がある。メディアの姿勢が正されない限り、中国に利用され続ける。中国は最近、『琉球回収』と豪語し、『沖縄は自分たちのものだ』とうそぶいている。日本人がこうした問題に鈍くなり、反論しないことも、中国が増長する一因だ。一方的な主張をうのみにしないよう、メディアと教育を改める必要がある」と語っている。

zakzakの最新情報を受け取ろう

関連ニュース